福井の気づきブログ

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スローライフを楽しむMさんご夫妻

9月8日(土)の午前中に、1999年の秋から平屋家屋を全面改修と増築され2000年の1月にご入居いただいた箕面市のMさんのご自宅を取材で訪問させていただきました。

取材と言いましてもKJ WORKSのホームページにご紹介する『スローライフを楽しむ家づくり』の取材です。この建物は、私とMさんご夫妻の感性が一致したことによって、私のフリーハンドプランを具体化したもので、図面は想定平面図と電気&照明設備図、給排水設備図、家具キッチン図面以外、全て現場での即興対応で、優秀で手馴れた大工棟梁あっての家づくりでした。当然、構造的な確認は解体しながら進めてゆくので何ら問題はなく、むしろ、設計事務所などでよく見かける平面図以外に詳細な断面図や構造図、収まり図等を描かなければ損と言わんばかりに図面費用を訴える為の?その有様は、解体して収まりなどが図面どおりできる根拠はなく、想定平面図や設備、キッチン家具図面関係以外は、住まい手の方に限らず、現場に関わる職方、工務店にとっても極めて迷惑な図面となるのは明白なのです。

ところでMさんご夫妻、リフォーム後に住み始めて今年で8年目なんですが、大満足の言葉以外出てくる言葉は無く、友人たちがひっきりなしに訪問され、しょっちゅう泊まりで訪問されるそうです。私とご夫妻の感性の一致で出来あがったこの平屋の建物は、大阪府住宅供給公社?からご両親が購入されて今年で54年、ご主人の子供の頃からの思い出や長く暮らすご夫妻やその家を知る親戚の人たち、巣立った子供さんたちにとっても多くの楽しい思い出の残る場所でもあります。

リフォーム前、南西からの風が流れて明るくって、心地の良いはずの南西に面したせっかくの庭には倉庫のような車庫があったものですから、その倉庫は解体して庭に戻し、石ころを取り除き、土も入れ替え、腐葉土や藁、米糠も入れるなど、今ではその場所は、ご夫妻の菜園畑という楽園になっています。そして、その畑や屋外の水撒きには、昔、よく水をくみ上げ、西瓜や野菜などを冷やした古井戸を利用して、ポンプアップで水を供給するなど、随分昔から馴れ親しんだ懐かしいものばかりの素敵なエキスが盛り沢山詰まった建物と庭が一体となった最高のリフォームが、年を追うごとに益々素敵さの倍速となっている、そんな肌で感じるMさんの家でした。

苔生す風流な感じのする玄関前

洗面入口の米松柾目の扉もすっかり赤く染まり・・・

家族の間から南の庭を眺める懐かしい雰囲気が、座るご夫妻から感じ取れます!

唯一、間取りを変えなかった掘り炬燵のある部屋

上の写真の襖横の柱です。この柱にはご主人やその兄弟の子たちが小さい頃から傷つけて背丈を計った傷跡が見えます。「柱の傷はおととしの〜〜〜〜」って感じです。