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中世の自治都市、今井町を下見!
今年も「吉野の杜バスツアー」の季節がやってきました!
11月9日(日)に開催予定の今年の目玉として、中世に大阪湾に面する堺と並び称される自治都市として栄えた、橿原市にある今井町を見学します。もちろん、そのあとは、阪口製材所五條工場で例年通りのイベントとなっておりますが・・・・・
そもそも、今井町とは、室町時代後期に、浄土真宗称念寺を中心とする寺内町となり、 石山合戦の際には、石山本願寺について織田信長に反抗、環濠や土居、見通しを妨げる筋違いの道路等を築いて城塞都市となった。 1575年、織田信長に降伏してからは、当時、独自に自治権を与えられた自治都市として栄えたといわれています。
そんな今井町を本日、朝から吉野の杜ネットワークのメンバーで下見見学して参りました。先週まで出かけていたヨーロッパの古い街並みが、現在もなお、街全体や社会全体に協調性を保ってリニューアルし、また新築しても、共存し続ける街並みを見て帰って着た私には、日本の今現在のその様に実はゲンナリしておりました。
ところが、久しぶりに見た今井町の街並みは、今なお暮らし続ける協調性のある街並みが先週まで見ていた街並みと全く違和感なくむしろ誇らしくも思えます。
そんな今井町の街並み見学は、何かのきっかけが無いと中々行くことのできないものですから、ぜひ皆さん、吉野の杜バスツアーへ私たちと一緒に参加しませんか!
今井町の街並みです
築360年の今西家です
実際の今西家は凄い広さで、現在もご家族はここに暮らしておられ、普段は見ることのできないこの建物の内部も、当日は見ることができますので、年に2回ほどしかできない内部見学をぜひこの機会に見られては如何ですか?
今西家の建物の一部です
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