
福井の気づきブログ
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主をなくした建物の姿やその表情・・・
主をなくした門扉から玄関へのアプローチ
荒れ放題の庭先
紅葉にもツルが巻きつき、庭の雑草は生え放題・・・・・主のいない建物は寂しく、空しいばかりです!
玄関前のタイルははがれ・・・・・
アプローチから玄関に行くと、タイルははがれ、コンクリートからも草が生え、植栽は住むには体をなしておらず・・・・・今度の「木想家」は100年先まで生き生きしています!
朝から現場へ行くはずが、うっかり忘れて会社に出社・・・・・慌てて現地へ走るという失態の始まりとなった一日でしたが、途中の駅で待ち合わせ予定だった山口君には迷惑を掛けながらも、解体査定の為待ち合わせた解体業者さんには予定時刻に到着できて、何もなかったが如く現地の下見が始まりました。
私は2回目の訪問場所で、何となく土地の表情や特徴はつかめていて、山口君が設計者として土地把握できれば今日の訪問はほぼ完璧です。もちろん、解体業者さんも指示通りの見積りは問題なさそうで、
ところで、樹木の生え具合や建物の状態、玄関や門扉アプローチ廻りを見ると、その空家となってからの主不在の状況が克明にわかります。もうおそらく1年以上は人の気配はない様子で、敷地は妙に元気がなく、建物には全く生気が感じられません。
家って不思議なもので、主が元気だったり、家族の賑やかな建物は外から見ても生き生きしています・・・・・反面、人が去ると、その場の空気も変わり、止まった空間になってしまいます。
あとは解体して更地にするだけ・・・・・空しいそんな雰囲気の空家なんです。
私たちのつくる「木想家」は新築であれ、リフォームであっても、管理工務店としてのKJワークスがしっかりとした「家守り」を末永く続ける事で、住まう人が変わっても建物は行き続けられる、そんな家づくりでありたいと願い続けています。
それにはKJワークスは家業ではなく企業である事が大事だと益々認識させられます。
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