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借地に建った物件の売買事例
今日、午後からKJ WORKS阪奈で待ち合わせしたお客様は、柏原市在住の方でしたので、KJ WORKS南大阪の竹内君が対応する事になりました。
Aさんの希望は、子供さんが既に小学生のために、同じ学校に通える範囲で土地又は中古物件を探しておられたのです・・・・が、偶然、その学校区の中古物件売買のコピーを竹内君が持っていて、早速、見に行くことになりました。
Aさんは今まで土地探しをしておられ、現実的にはどんな土地が良いのか、予算を考えれば中古住宅が良いのか、何が自分達に見合っているのかもわからないまま、ただ漠然とした数年間だったようです。
見に行った物件は、地代が1万2千円で、建物が800万円、駐車場はなく、近くに8千円ほどで借りられる・・・・・土地の面積は約40.5坪で建物の延べ床面積が40坪。
中を見ると1年ほど前から空き家となっていて、かび臭いし、リフォームするより建替えたいような気分のAさん・・・建替えると言う事は建物代の800万円を払って、解体して、一から建てる事。ということは、仮に解体費用150万円と考えると、950万円かけて更地にして・・・借地を毎月1万2千円払い、駐車代を8千円払い、それから地主の了解を得て、建物予算を考える・・・・・?ありえない話です。
要するに、土地の持ち主と建物の持ち主が違う物件で、この不動産情報は、地主は関係なく、借地に建てた建物の持ち主がその借地権付建物を売りに出している訳です。
・・・であればリフォームして住んだら・・・・・と考えると、地主への保証金を例えば200万円支払い、建物価格を800万円払い、その上にリフォーム費用を必要とする・・・・・すると、借地物件にリフォーム融資してもらえる銀行はほとんど無い・・・・・
結果、Aさんには無縁の物件だった・・・けど、Aさんには初めて実際の物件に自身で関る事で、不動産の権利関係の問題、融資に関する問題点も垣間見る事ができ、随分、勉強になった様子で、私たちにお礼を言って頂けました!
ようやく、土地建物探しへの糸口が見えたAさん、これから竹内君と2人3脚の物件探しが始まります!Aさん、ご苦労様でした。
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