
福井の気づきブログ
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蔵王堂の石垣補強工事を見て・・・・・
ごらんのように石垣の真ん中あたりが膨らんできています!
境内にも大型クレーンが設置されています!
吉野山の蔵王堂は今から1400年ほど前にできたとされています。平安時代から幾度か焼失と再建を繰り返し、現在の建物は天正20年(1592)頃に完成したものだそうですが、見るだけで凄い歴史を感じさせる世界遺産でもあります。
その境内の石垣横には車は通れますが対面通行の難しいトラックも通る道路があり、長年による石垣への土圧や頻繁に通る車の振動、度重なる台風や地震等で、その3mほどの高さのある石垣は道路側に膨らんで危険な状態になりつつあります。
この石垣が崩れると、世界遺産の寺の数々が傾き、崩壊する状況になりかねず、この春からその補強工事のための・・・まずは道路拡幅工事が始まりました。道路を広げないと、大型トラックや大型重機も入らず、その重機などの往来もままならないのです。
苔生したこの石垣・・・・・補強によってどんな姿になるのか、楽しみなようで、不安な、がっかりするコンクリートの塊に豹変するかも知れず・・・・・超重要文化財ですから、その補強が気になります!
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