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「小国E-BOX」誕生!
いつもご愛読いただきありがとうございます。
8月以降のモニター建設を実証検分しながら、ようやく「小国E-BOX」が誕生します!
材料としての粘りや硬さという強度性能と乾燥技術に定評のある小国杉(熊本県阿蘇郡小国町)を構造材に用いた、シンプルな形の「エコロジカル・ボックス」、これが「小国E-BOX」です。
これまでのKJWORKSの家づくりの技術を基に、無駄な部屋や空間を省いたコンパクトな形状の、延床面積30坪前後のシステム住宅で、建物外周で構造を完結させるため間取りの変更の自由度が高く、末永い暮らしの変化に応じて間仕切りやキッチンの位置まで変えられることが特徴です。
「長期優良住宅認定制度」(2009年6月施行)の認定取得が可能な性能をもつため、ローン減税や住民税などの税制優遇の対象となっています。
熱と光が同居する「太陽の住家:すみか」、それが 「小国E-BOX」です。
熱:次世代ソーラーシステム「そよ風」(太陽熱利用の空気集熱式床暖房・換気システム)
・KJWORKSは約20年前から「太陽の恵みを活かした床暖房」という考えでOMソーラーシステムを採用していました。そこで培った知識と技術をもとに、この度OMソーラーという団体組織を卒業し、次世代ソーラーシステム「そよ風」を標準搭載したKJ WORKS独自のパッシブソーラーの家づくりを開始します。
・次世代ソーラーシステム「そよ風」は、OMソーラーの考案者である奥村昭雄さんと共に初期のシステム構築に携わってこられた友伸平氏(現、環境創機株式会社)によって、これまでの空気集熱式ソーラーシステムのノウハウが全て凝縮された、無駄のない簡潔なシステムです。
・太陽熱で空気を暖めたり、夜間の放射冷却を使って空気を冷やしたりして室内に導入するため、環境に負荷を与えず、人に優しい温熱環境を産み出すシステムです。
・空気を媒体にして熱を運ぶため、常に新鮮な空気を家の中に取り込むことができる換気システムでもあります。
・具体的には、冬季は、日中の太陽熱を利用して金属屋根面で温風をつくり、夏季は、夜間の放射冷却を利用して金属屋根面で涼風をつくります。その温風・涼風をファンで室内床下に取り込み、床下全体に蓄熱・蓄冷することで、家の中全体を暖房・冷房します。全館を対象とすることで家の中の温度差が小さくなり、人に優しい温熱環境と空気環境を提供します。
光:太陽光発電システム
・「小国E-BOX」モデルプラン(述べ床面積28坪)には3.0KWの能力をもつ太陽光発電パネルが標準搭載されています。太陽光発電システムは、設置するだけで太陽の光を電気に変換するシステムであり、光熱費を減らすことができるばかりでなく、余った電気は電力会社に売ることも可能です。
・今年11月1日から平成23年3月末までに発電を開始した建物では、余剰電力の売電価格が買取価格の2倍(48円/KW)となり、しかもそれが10年間維持されます。それだけイニシャルコストの回収が短期間でできるようになり、大変お得です。
・太陽光発電に、給湯や空調まで効率的に活用できるオール電化を組み合わせると、光熱費をさらに節約することが可能です。
「小国E-BOX」は、太陽の恵みである「熱と光」を共存活用するエコな住宅です。
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