福井の気づきブログ

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手拭いの永楽屋

2009-11-15

カテゴリー「KJWORKS福井のこと・学び事

投稿者 福井綱吉

いつもご愛読いただきありがとうございます。

京都の室町に390年の歴史のある永楽屋という手拭い製品のお店があります。

 

かばんやコモノの奥には坪庭が・・・
流石!京都ならではの、さりげない粋な庭の表現ですね。

タイトル:よ〜すべりますなあ

舞妓さんがピンポンやってます!

 

元々は、着物類の問屋さんだったそうですが、戦後、タオルに商売の力点を置き、儲かったのですが、時代の流れでそのタオルは中国製品に取って代わり、その後、ジリ貧となって債務超過に・・・・・

そこへトヨタのエンジニアをされていたご養子さんの14代目細辻伊兵衛さんが、昭和初期辺りにデザインされていた手拭いを蔵から掘り起こし、瀕死の会社を、方向性を生地から自社で仕立てる手拭い屋さんへと変貌されたのです。

そして、その斬新な手拭い地を手拭いに限らず、ハンカチやスカーフ、ブックカバー、ペットボトル包み、ティッシュ包み、ワインボトル包み・・・かばん、袋物、シャツ、帽子などへと発展系に・・・・

室町という一般の人の来ない場所を案じ、四条や祇園に店舗展開したことで昨年から全国的な大ブレーク・・・・・

手拭いを、多くの業種の職人さんの手によるコラボで、何処にもまねの出来ない永楽屋ならではの手拭いの誕生となったのです。京都ならではの出来る業や志事・・・

まだまだ日本には古き良きモノづくりが眠っていそうです!

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