
福井の気づきブログ
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手書きのオーダー家具の意味合い。
フリーハンドで描くキッチンや家具提案、製作図は愉しいですね!
最近、新築物件は設計スタッフに任せることが多いのですが。
それでも彼らの図面を見るとイライラしてきます!
お客様の希望や造る職人の目線で描けていないからなんです・・・
家具やキッチンっていうのは、ただ腺を数多く引いて、自分さえ分かればいいのではありません。
造る人がどこから寸法を計算し、どこがその家具のポイントとなるところか?
お客様がわざわざ製作家具やキッチンメーカーの製品ではなく、オーダー品でKJ WORKSに依頼をしてきているのか?
間口に合った箱を造るだけならお客様はわざわざ高い買い物の依頼はしません。
木の家だからこそ、似合わない樹脂の箱が嫌なのです!
ツルッペタな成形品に拒否反応を感じられるのです。
希望の木の家に似合う。
自分に合った、そこにしかない、想い入れの家具やキッチンが欲しいのです。
寸法合せすれば良いのではありません。
そんなお客様目線や製作する職人目線からモノを考えると、やっぱりCADではなく、眼と手と脳を使って原寸大の手書きが一番造る人の目線で治まりもわかり、感性も伝わる気がします!
CADは、誰でも描けます。
何もわからなくっても図面らしきモノはできます。
けど、描く人が腺を引くことに精一杯で。
家具として、キッチンとしての図面には成り得ていません。
全てが手書きが良いとは言いませんが、やっぱり、モノのセンスや造り手の立ち位置が解るまではCADの前に手キャドだと思います。
そんな教えを学校ではしないのでしょうか?
まあ、センセが手書きなどできないのだから仕方ないのかもしれませんけど。
センスの良い設計者ならみんなスケッチから始めると思うのですけど。
。。。。。っと、今日は家具図面についてちょっとぼやいてしまいました!
手書きの絵、納まり。。。伝えていきたい私の志事でもあります!
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