福井の気づきブログ

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悪質な業者がいるから後始末が大変です!

2017-06-06

カテゴリー「リフォーム・古民家再生

投稿者 福井綱吉

近所の屋上防水工事の不始末に関わり・・・

ご覧の屋上には薪ストーブの煙突が貫通しています。

当社で防水もしっかりして施工したお客様のお家。

築50年近くになっていて、最近屋上の人工芝を張り替えられました。

 

防水層はコンクリートスラブの上にあって、今見えている人工芝の下は保護モルタルの分厚いコンクリート。

ですから雨水は保護コンクリートの下を流れているらしい!

長年、何度も人工芝を張り替えられていたのですが、人工芝の裏打ちラバーが防水的要素になっていたらしく雨漏れもなく・・・???十年。

 

ところが今回の人工芝は、下地の防水周りを傷めたらしく、さらに裏打ちラバーもない人工芝の為、煙突の穴を通じて雨漏れが。

 

結果、お客様の監理設計士立ち合いで、防水方法の検討の結果、複合通気緩衝防水工法なるものに。

監理士の立場としては、確実なチェックと資料準備、施工方法の検証、施工の立ち合いと検査等々。

近所の手助けがとんでもない勉強の場となってしまい。

 

複合通気緩衝防水工法の資料集めから、施工詳細図、契約に関する特記事項の作成、梅雨時期の仮設屋根から防水工事のスケジュールの詳細など、普段味わったことのない勉強の数々。

ここまで徹底すれば、住まい手のご夫婦は確か衣安心。

けど、私は久しぶりに資料作りや契約書づくりでヘトヘト。

まあ、ただただ、ありがたい勉強の場だと思うようにします!

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