福井の気づきブログ

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家具の勉強会の中身、ちょっとだけ!

2017-08-16

カテゴリー「キッチン・家具のはなし

投稿者 福井綱吉

8月27日(日)午後1時半からの家具勉強会は、彩都「くらしの杜」に設置され、使われている家具やキッチン、テーブル、ソファー、椅子、本棚等々を実際に見て、触って、感じられる家具の勉強会です。

今日の家具はKJWORKSと大工がコラボしてつくるオーダーキッチン!

左のキッチンビルトインコンロ部分の写真では、ステンレストップのグリル(魚焼きレンジの無い)無しコンロが使われています。

随分昔は、グリルの無いコンロは良くあったのですが、ある時点から、グリルが無いものは無くなりました・・・

ところが、最近ではグリル無しのコンロがまた流行り始めています。

 

そして、今は常識となりましたが、引出しのレールはソフトタッチにストップがかかる食器でも入れられるスライド金物になりました。

調味料などを仕舞えるスライド収納も左端に見られます。

コンロ下には、スライドカゴが扉無しで使われています。

ここに使われる金物は全て、ユーロ基準のドイツ製の金物パーツ。

そして天板は、アクリル製人造大理石カウンターでシンクはオーダーのステンレス製。

尚且つ、扉は、反りの少ないセンを横接ぎに使った無垢板!

 

右の写真は背面収納のベースユニット。

もちろん、引出しのレールは前述の食器でも入れられるスライド金物を採用。

扉は無垢のセン、天板はクリの無垢板で、天板の塗装はガラスコーティング。

扉は亜麻仁油の2度塗り。

福井塗装!です。

 

更に、このキッチンが安くできているのは、無垢板の完全乾燥材を製材会社で一括購入し、横接ぎと製品加工できる加工場へ直接持ち込んでパーツ製品を作ってもらう。

それをKJWORKSで家具を覚えた若手大工が、家具工場を引き継ぎ、KJWORKSの材料やカウンター、扉、シンク、コンロ、食器洗い機などのパーツ支給材を基に加工し組立て、そして、現場施工する。

無駄な流通を省いて、自社の家具ノウハウが活かされるからこそできるシナモノです。

モノを見て、触って、感じて、KJWORKSの家具シゴトをぜひ学んで欲しいものです!

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