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建築屋が蕎麦屋をやる意義!
彩都「くらしの杜」には、ファーマーズマーケット「彩菜みまさか」やパン屋さん、洋菓子屋さんの他、「かぐら」の雑貨・家具・薪ストーブのお店があります。
食事処としては、「コラボ食堂」や「コラボカフェ」も。
その「コラボ食堂」で私は、手打ち蕎麦屋「彩都 木楽庵」の店主として毎月2回、営業しています。
本業は建築屋でありながら、遊んでいていいのか?
そんな気持ちも当初はありましたが、モノづくりについて考えてみました。
建築屋って、例えば設計士はモノづくりとして何ができているのか?
工事現場担当にシゴトの段取りを任せて、ただ図面の指示しているだけ。
では、現場監督は何をしているのか?
職人さんたちを段取りしているだけ。
もちろん、KJWORKSの場合は、家具やキッチンもオーダー製作していますから、一般の工務店よりはモノづくりに近いのですが、それでも全て段取りだけです。
ということは、職人としてのモノづくり環境には共存していないのです。
当然、景気良く儲かっている会社(住宅会社・工務店)の多くは、もっとモノづくりから遠い位置にいるが故、金儲けに徹底する環境でしかありません。
悲しいかな、それが私にはできず。
家づくりとしてのモノづくりの現場に関わるのであれば、自分自身、プロとしてのモノづくりがひとつぐらいできないと職人との意識共有はできない。
そんな考え方が、お金の取れる蕎麦屋、蕎麦職人をやる意義!
そんな風に最近考えられるようになりました。
コジツケかもしれませんが、そんなお店を営むシゴトをするお蔭で、お店づくりの相談を請けますし、請ければ、必ず儲かるお店を提案するし、儲かるお店にします!
全てが家族で営むお店の相談事ですが、店主の心構えは家族の絆でもあります。
自分のお家にお客様を迎える、ストレスの溜まらない家族経営のお店。
「おかえり!」「いってらっしゃい!」のお店。
そんな事が言えるのも、私自身が蕎麦屋というモノづくりの現場に居るだからだと思います!
この感覚を木の家づくりにもきっと活かせる!
それが私の人生観でもあります!
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