福井の気づきブログ

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地方に移住される家族のための木の家づくり(鹿児島編)

私が建築屋になってから、不思議と「福井のしごと」として、実践し続ける木の家づくりの定番となっている家づくりのふたつが今回の鹿児島では実現しました!

ひとつは、

「先祖代々引き継がれてきたお家を大切に次代に継承される想いのある家族との古民家リフォーム」

そして、もうひとつが、「関西に住んでおられ、地方に移住される家族のための木の家づくり」

 

今回は、ご自身は大阪に住んでおられ、定年後に故郷の鹿児島の実家をリニューアルして住むための木の家づくり。

ご両親は亡くなられ、住まなくなったお家がどんどん朽ちてしまった4代は続くであろう古民家。

 

馬小屋や離れを撤去し、母屋も屋根を撤去し、主要部の構造のみ残し、そこから昔懐かしい入母屋屋根で外部が板張りだった建物を、回遊ができて、住みやすく、快適に実現する。

だから当然、昔の面影の残る外観や建具、柱や梁桁を活かす。

私が十八番なしごと、「先祖代々引き継がれてきたお家を大切に次代に継承される想いのある家族との古民家リフォーム」

それに、「関西(大阪)に住んでおられ、地方(鹿児島)に移住される家族のための木の家づくり」。

・・・このふたつが繋がりました!

もちろん、薪ストーブもあります!

 

「地方に移住される家族のための木の家づくり」は、私にとって今回が12件目!

10年ほど前から2年に1件の割合が、5年ほど前からは、1年に2件ペースでご依頼いただけるようになりました。

 

こうしたシゴトは、設計事務所だけのシゴトではないのです。

設計事務所は、あくまで設計監理であって、お客様の家づくりをモノづくりから現場サポートはできない!

あくまで地元の工務店に全面的に依存する訳です。

ですから、問題が起きても、お客様は地元の工務店との話し合いに移行します!

 

私の場合は、設計も、工務店機能も、家具屋キッチンづくりも、木材から重説機器、内装や左官シゴトまで直接かかわります。

地元の大工工務店とのコラボなんです。

 

今回は、10月から開始。。。

今日は、現地で大工さんや基礎屋さん、左官、板金・塗装屋さん、日置瓦の屋根屋さん、給排水・電気設備屋さん等と詳細見積りの打ち合わせ。

朝から水道局へ、そこから、日置瓦の工場見学、そして、現場の使える建具チェック、そして、詳細打合せ。

 

私にしかできない「私のしごと」。

これから毎月、日帰りの鹿児島行きが暫く続きそうです!

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