
福井の気づきブログ
- 福井の気づきブログ
- 既存キッチンを残したまま、床下を撤去!
既存キッチンを残したまま、床下を撤去!


古民家リフォームの事例はこちらにもアップしています。
古民家リフォーム着手して、3週間が経ちました!
蔵と母屋を繋いでいた部屋を撤去。
この屋根があるから、雨漏れでシロアリ発生の原因となっていました。
2階の天井を全て撤去。
間仕切りの土壁も撤去。
小屋裏のない丸太梁桁、束、むき出しの、
表しの天井になりました!
2階の床と下地を撤去。
2階の残材を下すために吹き抜けの半分を落下用に丸太梁も撤去。
2階床下地に作業用に仮合板敷き。
現れた丸太梁や桁、束、柱を5人がかりで洗い。
1階床畳とその下地杉板を撤去。
フロアーの向きを揃えるために既存大引も撤去。
既存お風呂や洗面、トイレの床や壁天井を撤去。
お風呂の配置換えのため、既存のコンクリート基礎を斫り、
自社のトラックで残材の引き上げ。
いつもの産廃屋さんは、藁入りの土は引き取ってくれないので、
慌てて高額な引取り業者へ持ち込み。
そして、ようやく3日ほど前から外壁下地や既存屋根下地補修。
構造補強金物の取付け。
1階床下の大引の設置。
手間取ったのが、既存キッチン。
ビルトインガスコンロや食器洗い機、レンジフードなど新規取り換え機器の撤去をして。
けど、コの字型を活かすために、人造大理石カウンターの取り外しが難しく、
それなら、下屋部分のキッチンはそのまま中吊り?にして残そう!
ということで、キッチン足元下の数箇所をジャッキアップして、床や床下地の大引や根太を撤去。
ここが大工の腕の見せ所!
床、や壁の傾きもあって、かなりの床の微調整が出てきます!
年内に各部屋の大引下の基礎束石やお風呂、洗面床下の束石の設置。
床仕上げが厚み40mmの床板のみで下地合板や根太が不要だから、大引のみの設置。
外壁開口部の仮補修。
1月中旬には1階全面の大引の配置して、シロアリ駆除作業に入っていただきます!
一般的な薬剤散布ではなく、薬害を極力防ぐ、安全性重視の薬剤使用量を抑制し、安全性に配慮した薬剤ポイント処理方法で。
今からまだ4月まで続くリフォーム。
今が一番、建物の根幹となる作業時です。
信頼できる古民家や伝統建築に長けた大工棟梁がいてくれるKJWORKSはほんと、幸せ者!
解体してビックリ、唖然、なるほど・・・
これからも、まだまだ色々出てきますが、そこが、アドリブで進めるシゴトの面白いところ。
大工棟梁が現場監督!
今回は私が営業、設計、現場監理までも兼ねた現場管理者養成です。
新しい形で、関わるみんなが得をする工務店の新たな当然な形を熟成させます!
イベント情報