福井の気づきブログ

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既存キッチンを残したまま、床下を撤去!

2019-12-26

カテゴリー「リフォーム・古民家再生キッチン・家具のはなし伝えたいコト

投稿者 福井綱吉

キッチンは元のまま、けど、床下はありません!?
キッチン横の台所とリビングの吹き抜け部分は仮床状態!

古民家リフォームの事例はこちらにもアップしています。

 

古民家リフォーム着手して、3週間が経ちました!

蔵と母屋を繋いでいた部屋を撤去。

この屋根があるから、雨漏れでシロアリ発生の原因となっていました。

2階の天井を全て撤去。

間仕切りの土壁も撤去。

小屋裏のない丸太梁桁、束、むき出しの、

表しの天井になりました!

 

2階の床と下地を撤去。

2階の残材を下すために吹き抜けの半分を落下用に丸太梁も撤去。

2階床下地に作業用に仮合板敷き。

現れた丸太梁や桁、束、柱を5人がかりで洗い。

 

1階床畳とその下地杉板を撤去。

フロアーの向きを揃えるために既存大引も撤去。

既存お風呂や洗面、トイレの床や壁天井を撤去。

お風呂の配置換えのため、既存のコンクリート基礎を斫り、

自社のトラックで残材の引き上げ。

いつもの産廃屋さんは、藁入りの土は引き取ってくれないので、

慌てて高額な引取り業者へ持ち込み。

 

そして、ようやく3日ほど前から外壁下地や既存屋根下地補修。

構造補強金物の取付け。

1階床下の大引の設置。

 

手間取ったのが、既存キッチン。

ビルトインガスコンロや食器洗い機、レンジフードなど新規取り換え機器の撤去をして。

けど、コの字型を活かすために、人造大理石カウンターの取り外しが難しく、

それなら、下屋部分のキッチンはそのまま中吊り?にして残そう!

ということで、キッチン足元下の数箇所をジャッキアップして、床や床下地の大引や根太を撤去。

ここが大工の腕の見せ所!

床、や壁の傾きもあって、かなりの床の微調整が出てきます!

 

年内に各部屋の大引下の基礎束石やお風呂、洗面床下の束石の設置。

床仕上げが厚み40mmの床板のみで下地合板や根太が不要だから、大引のみの設置。

外壁開口部の仮補修。

 

1月中旬には1階全面の大引の配置して、シロアリ駆除作業に入っていただきます!

一般的な薬剤散布ではなく、薬害を極力防ぐ、安全性重視の薬剤使用量を抑制し、安全性に配慮した薬剤ポイント処理方法で。

 

今からまだ4月まで続くリフォーム。

今が一番、建物の根幹となる作業時です。

信頼できる古民家や伝統建築に長けた大工棟梁がいてくれるKJWORKSはほんと、幸せ者!

 

解体してビックリ、唖然、なるほど・・・

これからも、まだまだ色々出てきますが、そこが、アドリブで進めるシゴトの面白いところ。

大工棟梁が現場監督!

今回は私が営業、設計、現場監理までも兼ねた現場管理者養成です。

新しい形で、関わるみんなが得をする工務店の新たな当然な形を熟成させます!

 

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