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「手打ち蕎麦 木楽庵」も、新年初営業でした!

1月11日(土)は今年の初蕎麦屋でした!
自分でつくった蕎麦を、お金をいただいて提供する「手打ち蕎麦 木楽庵」。
これは、私にとって、お客様に対する所作や会話、感謝の学びの場です。
お客様と何千万円というお金をやり取りする常態化した金銭感覚を自ら見つめ直す大事な学びの場でもあります。
大きなお金をいただく建築屋のシゴト。
何千万円に対する感謝の姿勢も。
1000円の蕎麦代金に対する感謝も一緒です。
「いらっしゃいませ!」「蕎麦定食2つ!」「ありがとうございます!」
「美味しかったよ!」「ありがとうございます!」
「次の2月もまた来るね!」「ありがとうございます、待ってます!」
当たり前に飛び交う会話です。
湯がいてるカマドまで立ち寄って「美味しかった、ごちそう様!」「ありがとうございます!」
気持ちの良い、自然の笑顔のやり取りです。
衣食住の中で、食べる行為は、一番ひとの表情が素直に表れます。
ですから、不味ければ、拙いとは言わないまでも、笑顔がいただけませんし、次に来てもらうことはありません。
そういう意味では実に繊細な商売なのです。
この食の世界の直に感じられるお互いの感謝のやり取り。
この習得は、幾つになっても、学び続ける大事なコトです。
家づくりの大半が、自分では何もできず、職人任せの管理、監理するだけのモノづくり。
ところが蕎麦屋は、朝早くから蕎麦打ちして、カマドでお湯を沸かして湯がいて、厨房で出汁や調理する。
常連さんになると、奥さんは柔らかめの蕎麦、ご主人は硬めが好み。
カマドの湯がき加減で、その要望に応える。
微妙で、あうんのやり取り。
こうした行為や態度、反応、反射的な所作や会話。
私の建築屋としての、ストーブ屋、家具屋としての大切な学びの場。
去年から、月2回を月1回に切り替えたお陰で、シゴトの日程、精神的にも、メリハリができて・・・今年も、自分の学習、学んでいきます!
因みに、本日は、11時オープンして、13時20分、46食で完売でした!
閉店後、まかないご飯を食べて片付け、掃除を済ませ(一部、柳本さんにお願いして・・・)
午後4時からのマンションリフォームの引き渡しに奈良市内へ。
コンクリートの建物で、樹脂に囲まれた室内を・・・
防音マットの上に無垢のカバ板の床。
美味しい空気のローラー漆喰で壁天井を全面的に塗り替え。
室内の建具や開口枠を杉材に取り換えて。
室内は完全に木の家。
ここでも、心底笑顔で喜んでもらえました!
最後にお客様から「2月の蕎麦はいつ?」
蕎麦屋が、その後の交流の場でもあります!
感謝!
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