福井の気づきブログ

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KJWORKSが小国杉を使い続ける訳は?

2020-03-15

カテゴリー「新築(木の家・施設・大型パネル・E-BOX)伝えたいコト

投稿者 福井綱吉

ご覧の写真で小国杉は、どれだと思いますか?

一番左は、島根産の赤松です。

小口の年輪に脂がのっていて、年輪の色がはっきりしています。

 

割れは出ますが、昔から非常に強く、梁や桁等横架材に使いました。

残念ながら、最近では、市場に出回るほどの産出量もなく、あまり使うことはできませんし、材木屋任せの工務店では入手の術を知りません。

また、入手できたとしても、その暴れ癖をお客様に説得する術もなく、使えません。

けど、昔からの日本建築を知るお客様にとっては、地松(赤松や黒松)を使いたいもの。

そんな方はぜひ、私にご一報ください!

 

左端の赤松の小口とは全く違う、年輪が薄い色の木材が杉材です。

真ん中の下の角材が吉野杉、右下が土佐杉です。

では、上の二つの年輪に脂がのって色が濃い角材は松?

この二つが小国杉です。

 

小国杉は、吉野杉と比べて、年輪は赤松同様に決して細かくありません。

けど、目荒の割に、その重さは吉野杉の1.3~1.5倍ほどあります。

赤松に近い重さです。

何故かというと、脂身をよく含み、赤松同様に重いのです。

ということは、強度的に非常に強い訳です。

 

そんな強さにひとつは惚れました。

素材を最初に選択した理由は、小国杉の強さとその木材の表情の良さです。

但し、木材の良さだけでしたら、17年以上も取引は繋がりません。

 

一番の継続して取引ができる訳は、小国の人たちの実直さとまじめさ。

山の伐採から、製材に至るまでの愚直なまでにまじめで素朴な人たち。

しかも、お世辞を言わない。

本当のことだけを、しっかりと伝えてくれる。

そんな人たち、小国の人たちだから、小国杉の家を続けられるのです。

 

価格だけなら、もっと身近な産地があります。

運賃を考えるだけでも、安い木材なら豊富にあります。

けど、小国でしか頼めない。

私たちKJWORKSと小国町、小国ウッディ協同組合とはそんな関係なのです!

これからもこのご縁を大切にいたします!