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解体現場の建築地で問題になったコト色々。。。
お店併設住宅の現場、解体工事完了しました!
このブロック塀は危険すぎますので、お隣と相談して、補強することにしました。
既存建物の解体撤去中に地中障害物を発見。
建物基礎の更に下に、コンクリート版が四方の地中に介在。
この地中障害物があっては、地盤の確実な補強もできず、地盤保証の対象にもならず、大慌てで撤去。
更に、お隣さんのブロック塀に補強がなく、厚み10cmのブロックが10段(2.0m)も積んであり・・・
地震でもあると、確実に敷地内にブロック塀が倒れ落ちます。
お隣さんも、お歳をとられていて何もできないけど、ブロック塀の心配をされておられましたので。
「この際、ブロック塀が危なくないようにすることであれば、建築地側から、自由にどんな工事してもらっても結構です!」
ということで、カーポートも兼ねて、ブロック塀の補強対策工事をすることに。
更に、写真を見てもわかる通り、電柱が不自然な場所に立っていて。
普通に道路上に移動するとなると、40~50万円必要となるので、写真でいう右端の敷地内へ移動してもらうことで、敷地を提供するということで無償工事に。。。
それから、右端隣には、約2.5mほど下に川が流れていて、そこはコンクリート擁壁。
道路課曰く、
建物の重量や敷地の擁壁が、この河川のコンクリート擁壁に対して重量的圧力が掛からないように、敷地内で建物や敷地の擁壁の自重を賄うだけの地盤補強をしてください!と要請され。
これを拒めば、建築確認申請に向けての許可申請もストップ。
色々、厄介な注文ばかりの現場です。
けど、建て主さんは、素晴らしいほど、素敵な紳士淑女。
期待に応えられる家づくりしないと罰が当たりそうなほどの、心優しいお二人。
期待に応えられる木の家づくり、しっかり進めていきます!
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