福井の気づきブログ

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なぜ私が小国杉に惚れ込んだのか?

2020-09-04

カテゴリー「伝えたいコト新築(木の家・施設・大型パネル・E-BOX)

投稿者 福井綱吉

小国杉ってこんな木目をよく見かけます!

右が小国杉の小口、左は他地域の杉です。小国杉は、内部に杉脂を多く含んでいますので、年輪が脂っぽいのです。樋言うことは、粘り強いというコト!

 

 

 

20年以上前までは、小国杉を知りませんでした。

当時、杉といえば、吉野杉や秋田杉が有名でした。

そして、関西では、尾鷲や美作、龍神といった地域もあって・・・九州は暖かく、育ちも早く、気に留めることもない状態でした。

 

全国の杉やヒノキ、松、広葉樹の山々を見歩いていたのですが、それでも、小国にはたどり着けず。

当時は、近場の吉野杉や美作杉、四国の土佐杉、たまに尾鷲杉を使う程度。

そんな頃に、今、会社のある彩都のニュータウン開発が始まり、数社の工務店で杉の家を建てることに。

ところが、国内の林産地に詳しい工務店が無く、私から、各社に吉野、土佐、岐阜、美作を割り当てると、当時のURの幹部の方が熊本県出身だったこともあって、熊本の林産地を使うこととなって、急遽、熊本に飛び、4社ほどの製材所を見て回りました。

 

ところが、どの製材所も熊本産の杉材は扱うものの、実際に製材している木材はというと、酸っぱい香りのする米松材ばかり。

最後に、「こんな製材所もあるよ!」的で当て馬感覚で紹介された製材所が、熊本県阿蘇郡小国町にある、小国ウッディ協同組合さんでした。

 

製材所の敷地内に入ると、酸っぱい香りがしない!

全て小国杉ばかり。

触ってみると艶がある!

持ってみると強烈に重い!

乾燥していないのか?と感じるほどの重さ!

けど、完全乾燥材。

 

当時、地方の製材所は米松のオンパレード!

地方に行けば行くほど、地元の杉は売れることなく、製材するのは米松ばかりの時代。

そんな頃に、小国ウッディ協同組合では、小国杉以外は扱っていない!

これもびっくりで。

小国杉は、木材の表情が、信州カラ松のようで・・・同じような重さ。

唐松は松脂を含んでいるから当然重いし、粘り強い!

小国杉はというと、やっぱり、杉脂を豊富に含んでいて重いし、粘り強い!

 

杉林を見ると、うねうねしていて、真っすぐに育っていない!

一般的な杉林や山は真っすぐな表情で直ぐに杉の山と判断できる。

初めて見る、不思議な杉。

こんな艶のある、然も、粘りのある丈夫な小国杉で、木の家を創れば間違いなく喜ばれる!

それが、私が最初に出会った小国杉でした!

これ以上のことは次回、またお話しします!