
福井の気づきブログ
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- 田舎間の伝統建築の家から薪ストーブがらみの相談事!
田舎間の伝統建築の家から薪ストーブがらみの相談事!
伝統建築の田舎間づくりの家からの相談事。
冬寒いから、でっかい薪ストーブ取り付けたいけど・・・!
聞けば、窓が結露だらけだし・・・
床は底冷えするし・・・
希望は、薪ストーブを設置したいのは、リビングと台所と食卓の長細い20畳ぐらいの下屋の部屋。
勝手口が部屋に食い込んでいるから撤去してもかまわない。
そこで早速、お邪魔すると、綺麗に使われている築20年余りの伝統建築の家。
土壁の家で、屋根も土の載った和瓦の家。
既に3年前から、杉丸太を350mmにカットして太めの薪燃料にして、外壁は2間ほど薪棚に。
そんな箇所が他にも。
壁を背にした薪棚ですから、温暖化の最近ではシロアリの餌場に近い有様。
思わず「すぐにでも撤去すべき!」と進言したものの、たちまち移動する場所もなく・・・
「今シーズンで使い切ったら、次の薪棚は建物に這わせてはダメですよ!」っと進言!
建物は、20年ぐらい前なら既にペアガラスの時代になっていたのですが、田舎の大工棟梁にはシングル硝子しか頭にはなかったらしく・・・窓ガラスはシングル。
床下は無断熱。
部屋をガンガン暖めるから、フローリングが結露で染みだらけに変色。
ですから、できれば、食い込んだ勝手口(風除室的な)を撤去して、窓を全てペアガラスサッシに変えて・・・
床下にも断熱したいところ・・・
けど、70歳前後のご夫婦お二人の家ですから、そんな大それた改修するのも勿体ないし。
一番暖かくしたいのはリビングというご希望。
そこで、風除室的勝手口は、この空間によって室内が暖かいから、そのままに・・・
薪ストーブはリビングのコーナーに設置して、薪ストーブの左右にある掃出し窓と腰窓には、ペアガラスのインナーサッシを設置。
そして、ストーブ横には危険はレースとドレープのカーテンは撤去してロールスクリーンのペアタイプに。
板間のリビングには置き敷きの絨毯を提案。
薪ストーブは少し大きめのDovre650WD。
コーナーの壁は防火壁としては触らずに・・・
コーナー用ボンテ鋼板の壁プレート、そして、床にはボンテ鋼板プレート。
早々に見積もりして、この冬には、3年前から準備している薪燃料が使える年になりそうです。
昨日もストーブの相談が2件。今日も1件。
どうやら、今年は、在宅で家を愉しむ時代のようで。
薪ストーブやペレットストーブが売れる時代到来な感じ!
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