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私の薪ストーブ他ストーブのある暮らしへの想い!
太古の時代、火を恐れる獣社会で、私たち人類の祖先は、火を起し、火を操る能力を兼ね備えたことで、獣たちとは違う、唯一、ヒトとしての秀でた才能と、獣からの脱皮を果しました。
火を燃やすことで、獣からの危険を回避し、料理し、暖をとり、身の回りに炎があることで安心と安らぎや癒しを得たのです。
そんな太古の時代を経た現代社会でも、人は暖炉や薪ストーブ、エタノール暖炉、ガラスランプ等を通して炎を眺め、癒されます。
私自身も、40年以上前から暖炉にあこがれ、30年ほど前に建てさせていただいた住宅で、暖炉を壁に埋め込み、引き渡しの冬の試運転の場で、その炎の揺らめきと暖かさに感激し、安堵感というか心底から癒される、そんな心地よさを知ってしまいました。
そして、18年前の自宅新築時に薪ストーブを導入し、それ以来、薪ストーブの虜になってしまいました。
今では当たり前に、自社での建築や、リフォームをさせて頂くお客様の建物にはしばしば薪ストーブやペレットストーブを設置しています。
特に木の家は、自然から得られる木材や左官材料など、昔から人の暮らしに寄り添ってきた自然の温もりのある器ですから、自然の産物の残り物を燃やす薪ストーブやペレットストーブは、木の家と一体です。
薪ストーブ燃料の調達は、苦労と思わず、放置される廃材や倒木、公園の落ち葉、枯れ枝、造園屋さんの処分用廃材等、無垢の木々や葉っぱ、建築現場の木材端材に至るまで、元来の産業廃棄物が、暖房燃料となるのですから、社会や人々に対しても社会貢献するコトですから、誇れ、愉しめる、意義のあるお楽しみでもあります。
薪ストーブのある暮らしは、こんなに楽しくて有意義なのですが、そのストーブの設置については、建築を理解し、建築責任を担保できて、その建物のメンテナンスを末長く継続できる工務店自身が責任を持って施工すべきシゴトです。私は、長い様々な経験値を活かし、10年以上前から、自社施工に徹しています。
それぐらい、木の家を創る工務店は、ストーブのある暮らしの安全性に責任をもって取り組んでいくべきと考えています!
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