福井の気づきブログ

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22年前に建てさせて頂いたお家を訪問!

2021-03-16

カテゴリー「住まい手さんとのお付き合い

投稿者 福井綱吉

駅のホームに面したお家ですから、正面は楽し気な壁をつくりました!

 

 

22年ぶりの訪問です。

このお家は、建築時からのメンテナンスをエリアの担当者に任せていて。。。

挨拶ハガキに訪問依頼の連絡をいただき・・・

建物を引き渡して以来、22年ぶりの訪問となりました!

外観はメンテナンスも行き届き、建築当初の表情のまま。。。

建物正面は、当時、お客様の希望として・・・

「駅ホームに面しているので、ホームからは閉ざした表情にして欲しい!」

そんな要望があったことを覚えています。

そこで、閉ざすけど楽しい壁の創り方として・・・

当時、KJWORKSの創る家の外壁の定番色となっていた辛子色の壁を正面に創り。。。

その壁に朱色の木製格子の潜り戸(片引き戸)がひとつ!

最近、家づくりで忘れ気味の「あそび心」がしっかりと出ています。

辛子色の壁の奥に総板張りで木目を出したエボニー色(黒色に近い木目調)の染色仕上げの2階建て!

内部も趣のある落ち着いた室内。

ご夫婦とも今は元気ですが、数年前に大病を患らわれたそうです。

お二人とも60代になり、お互いに出る話題は健康の話。。。

メンテナンスは担当者にお任せするものの。。。

建築好きな奥さんは。。。

私への注文は・・・・・

例えば・・・

22年経っ畳も擦り減ってきて、襖も日焼けや汚れも目立ち・・・

「福井さんならどう考える?」

ソファーや椅子についても傷んできた今のモノを見て・・・

「買い換えたらいい?それとも直す価値はある?」

天井や壁のが板張りのお風呂に関して、カビが生えていることや入口の木製ドアの枠周りの傷みについて・・・

「福井さんならどうする?」

そんな、福井ならこの家のメンテナンスの設えについてどう考えるか?

そんな意味深な問いかけです。

それに対して私は・・・

現在の畳はイグサでヘリ付きだけど畳そのものはしっかりしているから、いっそ、健康的で素材で、摩耗性にも強靭な和紙畳で柄と色を愉しんでみては!

襖や障子は、せっかく張り替えるのであれば、素材と色彩を愉しめるものに。。。

食卓椅子のヘタリ具合を見て、この椅子は元来が安物で修理するなら買い換えたほうが良い。

ふたつのソファは、娘さんが幼いころ飛び跳ねてスプリングを傷めてしまい、表面の生地も劣化しているけど、直す価値のあるモノだから、スプリングか?下地のバンド、ウレタンクッションを入れ替え、好みの生地に張り替えることを勧めました!

せっかく直すのであれば、住む者として建築時とは違うメンテナンスを愉しむ!

久しぶりにお会いして、22年目にプチ家を愉しむ!

そんな、些細ではありますが、面白いやり取りでした。

こうした訪問が家づくり後の大切なお付き合いなんですね!

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