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後付けシャッターが設置できない掃き出し窓の台風対策!
台風対策用ステンレス引っ掛けボルト!
今から20年以上前のKJWORKSでは、アメリカの木製サッシ「MARVIN」やカナダ製の「Loewen」を頻繁に使っていました。
そして、この窓のすぐ上にはアルミ製小庇をつけるのが私の仲間工務店の間では常識としていた時代です。
見た目もすっきりしていい感じだったのですが、台風対策にはほとんど大丈夫!
そんな呑気な気持ちが許された時代!
今のように気象状況が不安定極まりない時代でもなく・・・
そんな窓が許された時代でした!
今回、27年ぶりに台風対策を依頼された掃き出し窓のコト・・・
現地を見ると、シャッターをつけたいけど、窓の上のアルミ庇が当たってシャッターが付かない!
それならば雨戸を特注で・・・・・
そう思ってみたら、雨戸可能な壁に障害物があって雨戸もつけられない。。。
「これは困った!」
「・・・・・・・!」
「そうだ!かくなる上は・・・去年の沖縄県宮古島で覚えた台風対策を応用しよう!」
ということで・・・
宮古島で見かけたのは、もっと大味なもので・・・
窓の周囲に下地桟を打ち付けてそこに合板を張り付けるやり方です。
ですから窓周囲は結構傷んでいます!
けど、そんな雑なことは大阪のお客様には許してもらえませんから。。。
窓の上下にある隙間に・・・・・
腐りにくい木材イペやマニルカラを固定し・・・
その上にステンレスのボルトを取り付けます。
普段は、ボルトにナット締めして置き。。。
台風が近づいてきたら、予め用意しているボルト用の穴を空けた合板を四方の穴に通す。。。
合板も重いので2枚分けにしてボルト箇所は合計8箇所。
ココに2枚の合板をボルト締めして台風が去るのを待つ!
去った後には、合板を外して合板は、次の台風まで倉庫で保管!
ボルトとナットは錆びないようにステンレス製で製作!
7月1日朝から倉庫で合板加工し、昼前に現地組み立てに!
宮古島も役立ちます!
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