福井の気づきブログ

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蔵の本瓦屋根を被せ板金屋根に!

2021-07-17

カテゴリー「リフォーム・古民家再生・防音・遮音工事

投稿者 福井綱吉

年代ものの本瓦ですが、互がズレ落ちつつあります!

そこで、本瓦の上から木材下地で補強してその上にガルバリウム鋼板で被せ屋根にしました!

ようやく雨漏れと瓦の落下は、一安心!

 

 

 

昔ながらの土を下地に敷く瓦工事は一度、土が流れ出すと危険です。

最近の台風や異常な豪雨によって、それまでさほど心配のなかった昔ながらの土下地の瓦屋根の多くで被害が続出しています。

 

土の上に瓦を載せて、2枚か3枚に一箇所程度の割合で、銅線で括る固定方法の瓦工事。

それが50年もすると、最近では下地の土が流れ出します。

 

多少の土が流れても大した問題ではなかったのですが、最近の異常気象で・・・暴風雨、そして、超大型台風の来襲、等々。

土下地の瓦は、桟瓦に葺き替える必要があります。

桟瓦であれば、全ての瓦をネジ固定していきますから、ズレ落ちることも風で飛ぶこともありません。

 

ところが、今回の蔵の屋根は、互に変えることはできるのですが。

道路から軽トラック一台がギリギリ入れる程度の場所ですから、土を降ろし、互を降ろして屋根下地を修復して、新たに瓦ぶきするとかなりな高額になります。

銅製の雨樋も酸性雨で穴だらけで。

 

そこで、今回は、ご覧のように、既存本瓦の溝に木材で補強桟組みして、その上からガルバリウム鋼板で被せ屋根にしました。

そして、雨樋も取り換え。

まだまだしっかりした蔵ですし、穀物や食材の保存には最高の保存場所ですから、使える限りは壊すのはもったいない!

まだまだ雨漏れの侵入もギリギリ回避していましたので、今後30年は大丈夫!

先人からの贈り物・・・良きシナモノは大切に使い続ける!

大事なことです!