福井の気づきブログ

福井の気づきブログ

大規模リフォームでは、基礎補強と構造補強が一番大事です!

2022-01-22

カテゴリー「リフォーム・古民家再生

投稿者 福井綱吉

この築60年ほどの伝統工法の建物にはコンクリート基礎らしきものはありますが、無筋で底辺のない?布基礎っぽい耐震評価できない基礎でした。

築60年ぐらいの伝統工法の建物って、10軒床を捲ると8件までがかなりぞっとする雑な基礎です。

そのころようやくコンクリート基礎が始まったようで、当時の建物のコンクリート内部には鉄筋は入っていません。それは分かってはいましたが、今回の基礎はというと、更に布基礎と称する逆T型の底辺のあるコンクリート基礎ができていなく、捨てコンクリートの上に長方形断面のコンクリート基礎が立っている、そんな危ういものでした。

ですから、こんなコンクリート基礎は想定しておらず、かといって見た以上放置もできませんので、しっかりした鉄筋入りの補強コンクリートで補完することが大事です。

基礎補強の為、既存基礎の横に配筋したコンクリート基礎を重ねます。

時代背景的には、50年から70年程度前の建物が構造的にも一番怪しい気がしますが、案の定、ご多分に漏れずその通りでした!

この建物ができてから直近でも、阪神淡路大震災や北摂地震、そのころ同時に来た台風21号の暴風雨などの災害もあったのですが、さして被害は受けておらず、おそらく地盤がいいのだと思います。

また、裏山のある敷地なんですが、床下は空っからで、さしてシロアリ被害もありません。離れの水回りのコンクリート基礎にシロアリの形跡があった程度です。とはいうものの、基礎補強の他に建物の床をばらした場合、KWORKSでは必ずシロアリ対策も施します。

隠れてしまう基礎や床下、天井ですから尚更、隠れる前にしっかりした基礎補強やシロアリ対策、構造柱、梁や桁の万全対策が大事。

予算も厳しく、かといって、予算なりの利益優先の家づくりは私にはできず、苦しいシゴトとなりますが、引き渡し後は正々堂々と住まい手さんとお付き合い、笑顔のメンテナンスができる関係づくりがKJWORKSの基本的スタンスとなっています。

古民家に限らず、耐震補強からのご相談も非常に増えています。確かな基礎と確かなシロアリ対策、確かな木造架構の補強、確かな断熱とある種の気密、しっかりしたリフォーム工事を引き続き進めていきます!

KJWORKS INSTAGRAM

@kjworks_kinoie