福井の気づきブログ

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体力がなくなったら薪ストーブの暮らしって維持できる?

2023-09-24

カテゴリー「薪ストーブのある家

投稿者 福井綱吉

薪割りや薪運びなどの体力が許す限りは、本当に心地よい薪ストーブなんですが!

冬場の薪ストーブのある暮らしって、本当に暖かくって、心地よくって、最高にありがたいものです。

薪ストーブって単なる冬場の暖房機器ではなく、薪ストーブをこよなく愛する人にしかわからない言葉なんですが、『冬場の友』なんです。

ストーブの炎の揺らめきやその遠赤外線による熱の動き、対流、ケトルからの蒸気などなど何かストーブも生きている気がするんです。

私もそんな薪ストーブライフを愉しみ続けている一人ですが、私の家のリビングは3階です。

敷地に高低差があって2階部分が庭ですので、道路から丸太や薪を車で運び込み、外階段を上がって、薪を薪棚に運んだり、2階部分の庭で原木をチェンソーで玉切りしてそれを斧で割ったりと階段の往復は中々体力の要る作業です。

結構歳を重ねたとは言いながらも、まだまだこれから5~6年の体力的自信はあるのですが、その後はといえば、1階から2階、2階から3階へと上り下りを繰り返すのは、どこまで頑張れるのかはわかりません!

ただ、冬場の室内で、薪ストーブの心地良さやその炎を眺める穏やかさを知ってしまうとこれに勝るモノは見当たりません。

問題は薪の確保や運搬という体力の問題です。

体力が無くなってこれ以上は薪運びや薪の確保は無理となった時にそうするか?なんです。

そんな時の為に考えられる方法はというと、やっぱり対流や遠赤外線効果のあるストーブが欲しいですから、薪ストーブには敵いませんが、ペレットストーブがいいのではないかと思います。

最近のペレットストーブは薪ストーブ同様に本体表面材を鋳鉄製で仕上げたものもあって対流や遠赤外線効果もあります。

炎の表情はとても薪ストーブには及びませんけど、ぬくもりは中々進歩しています。

但し、煙突の直径が薪ストーブが150Φに対して80Φ程度ですから煙突が一致しません。

それで、多くの皆さんは高齢化して体力が無くなるとそのまま放置するか撤去してエアコンの生活やファンヒーターなどの暖房器具で我慢してしまわれるようです。

けど考えれば煙突は既にあるわけですから、使える煙突にすればよい訳です。

薪ストーブは、燃焼の排熱温度が高温で150Φの太い排気径の煙突が必要なのですが、ペレットストーブの場合は、燃焼温度も低く排熱温度も低いですから80Φの口径に計算されています。

ですから、薪ストーブの煙突につないでもペレットストーブの煙突としては再利用できません。

そこで、ひとつは、薪ストーブの150Φ煙突を使えるペレットストーブに取り換えること!

国内製にはあるかどうかは知りませんが、輸入ものにはありますので、本体さえ取り換えれば煙突の再利用でストーブライフは継続できます。

また、もう一つの工夫は、薪ストーブの煙突の150Φの口径を80Φに絞り込むアダプターを特注で製作してペレットストーブ煙突を繋ぐ方法です。この方法は最近私も知ったやり方です。

薪ストーブに親しんだ人には、鋳鉄製のペレットストーブへの切り替えをお勧めします。

一般のペレットストーブは電気着火&消火ですので、100V用コンセントも必要となります。

燃料を大食らいするイタリア製の大型ペレットストーブは自然着火&消火のタイプですからこれはコンセント不要で既存煙突を再利用できます。

煙突口径が106Φのクラフトマン(石村工業)もコンセント不要です。この製品は床面に熱も少し降りますので、薪ストーブの床遮熱版などそのまま再利用が可能です。

私自身、自宅リビングは3階ですから、体力的に無理となれば、健康のためには生涯階段の昇り降りを励行し、薪ストーブからペレットストーブへ切り替えようと考えています。

やっぱり、炎による暖気は心地よ過ぎますからね!

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