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自宅のアトリエを食卓通路から眺めてみました!

私の自宅も建ててからもう20年。
経年変化したデッキや漆喰壁。
漆喰は焦って冬場の一番寒い時期に塗り込んだことがこのカビに繋がっているのですが、これも風情と考えればいいもんです!
手前右の壁は漆喰塗り。
正面の外壁は信州唐松。
破風鼻隠し、樋隠しは能登ヒバ。
手摺やデッキ床はアマゾンのイペ材。
窓はMARVINサッシ。
正面板塀の笠木はステンレスとガルバリウムで、屋根もガルバリウム。
この家に限って振り返れば、雨ざらしな破風や鼻隠し、樋隠しについては、最近よく使うアマゾンのマニルカラ材(別名・アマゾンジャラ)やイペ材にすれば良かったと反省。
かなり腐朽しています。
今現在、リフォーム中の築27年のお家の破風鼻隠しも相当な朽ち方でマニルカラに取り換えてみましたので、今後20年や30年は傷むことはありません!
それと、MARVINサッシについてもやっぱり雨や湿気の多い日本の風土には長持ちしませんね!
決して悪くはないし、気を付けて雨に木部を濡らさない癖付けをすればよいのですけど、ついつい窓を開けたまま雨ざらしを繰り返すわが家にはちょっと無理があるような!気もします!
あとは私の場合は、風情を感じられて経年劣化も、人と同様に経年変化を捉えらます。
こうした自身の実践の積み重ねがお客様への提案の蓄えとなっていることに感謝です。
もちろん、わが家同様に反省をする家づくりでご迷惑をお掛けしているお客様がおられるのも事実です。
けどそのお客様の多くも、決して経年劣化と捉えず、経年変化を愉しんでおられるのが嬉しい限り。
家って、建築を志す人その者が、同様な家づくりの暮らしを体験するからこそ、自信をもって暮らしの提案をできるのだと切に思います!
この積み重ねの経験値を、もっと多くのお客様の木の家づくりに役立てたいですね!
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