
安本の木の家づくり日誌
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緑と白の屋根付き木製デッキ
「まるで最初から作っていたみたい!」
この度、屋根付きデッキを作らせていただいたAさんの感想です。
KJワークスでは、新築だけでなく既存住宅の増改築などのリフォームも数多く手がけさせていただいています。
外構工事で多いのが、木製デッキのご依頼です。
今回のAさんも元々は14年前に建てられた輸入住宅ですが、最初から作っておられた木製デッキが朽ちてきたので新たに木製デッキを作られたいというご依頼がありました。
この時の条件として
・日よけと雨除けにデッキに屋根が欲しい
・耐久性の高い仕様にしたい
というご要望があり、既存の家の雰囲気に合わせた設計で屋根を考えました。
また、耐久性の高いデッキという事で、マニルカラと呼ばれる高密度のハードウッドを使用しました。
屋根については、既存の家が白系の外観に緑の屋根のため、雰囲気を合わせるために木製で組んだ構造材はオスモのウッドステインプロテクターで白色に着色。
屋根の素材は同系色のカラーベストと板金で雰囲気の調和を目指しました。
また、通常屋根を増築する場合、外壁を切って家本体に屋根をつなげます。
ただ、今回の外壁がバイナルサイディングと言う日本ではあまり使われない樹脂サイディングを使われていたこともあって、直接加工が難しいためデッキ屋根は独立して成立するように考えました。そのため家とデッキの屋根は離れていてコーキングのみでつながっています。
ちょっと手の込んだつくり方にしたのと、デッキのマニルカラがかなり固く大工さんも苦戦をしました。
おかげで当初より少し時間が掛かってしまいましたが、完成すると写真のように今の家と一体感のあるつくりにすることができました。
Aさんは早速ご友人と屋根のあるデッキでお食事をされたそうです。
元々立地が良いせいもあって、今の時期でも気持ちの良い風が流れる快適なデッキになりました!
ちょっと外国の家の洋館の雰囲気です
とても増築したとは思えない一体感が生まれました
強度のあるマニルカラがアクセントに!
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