
安本の木の家づくり日誌
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薪ストーブと全館空調の相性は?
寒い時期になると恋しくなるのが薪ストーブの炎。
揺らめく炎を眺めながら、ゆったりと過ごす食後の時間・・・
ん~理想的な冬のひと時ですね!
彩都のくらしの杜にも冬は薪ストーブが焚かれているので来館者の方はついつい薪ストーブの前に陣取って暖を取られます。
そんな薪ストーブは寒さが応える地域には理想的な暖房器具です。
また最近は、戸建て住宅で全館空調が流行ってきています。
エアコンの性能が上がり、消費電力が抑えられることもあり24時間運転でも電気代が以前ほどかからなくなってきたり
家の断熱性能が上がっているのでエアコンの性能を抑えられることもポイントです。
寒さの点からすると、薪ストーブと全館空調はどちらか一つあれば十分です。
両方つけると冬でも熱くなってしまいます。
ですが、夏は薪ストーブは置物になってしまうため、エアコンが欲しくなります。
そのため、結局薪ストーブをやめて全館空調を選ばれる方が増えています。
と、ここまでは、利便性の話。
薪ストーブは、単なる暖房器具でないんですね。
炎の揺らめきによる安らぎや火を使った料理、薪割りや薪集めなど
どちらかと言うとライフワークに近い道具になります。
全館空調にはこうした面白さが無いんですね~
そこで、炎のある暮らしをしたい!と言う方は
全館空調のある家に薪ストーブをさらに搭載しています。
KJワークスでは、マッハシステムと言う全館空調を採用していますが、
マッハシステムに薪ストーブを付ける家も意外と多いです。
薪ストーブを主力にする方もいれば週末使われる方もいて使い方はバラバラです。
薪ストーブを使うときは、エアコンは切っていますね。
でもある条件の時には、全館空調と薪ストーブが相乗効果を生むことがあります。
それは、2階リビングの場合です。
2階リビングの場合、もちろん薪ストーブは
2階のリビングに設置しますが、暖気は1階に行きません。
そのため、2階リビングの薪ストーブのある家では1階が寒いんですね~
ところがマッハシステムの場合はエアコンを切っても
大風量の送風運転は可能なので、2階の薪ストーブの熱を
1階に配分することもできるんですね~
他の全館空調でも大風量を回せるシステムであれば同様の事ができますが、
普通のハウジングエアコン程度の風量では足りないのでは?と思います。
実際に2階リビングで薪ストーブとマッハシステムを利用されている方は
エアコンは切って、送風機のみを使われています。
2階リビングで薪ストーブを使われる方は、マッハシステムの併用もご検討くださいね~
マッハシステムにご興味ある方はこちらのブログ
「元設備設計屋からみるマッハシステムの良さ」
もどうぞ↓

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