安本の木の家づくり日誌

安本の木の家づくり日誌

フローリングの種類は様々

2020-03-29

カテゴリー「家づくりのヒント

投稿者 安本峰樹

家づくりの打ち合わせの中で必ず出てくるフローリング。

一口にフローリングと言ってもいろいろなフローリングがあります。
自分が思っているフローリングと、設計者や工務店が考えているフローリングが違う可能性もあります。
どんなフローリングがあるのか把握することは重要です。
木の種類だけでなくつくり方でも大きく違うんですね。
貼ってしまうと分からないフローリングの種類をご紹介いたします。

■無垢と合板

フローリングのつくり方では、大きく3通りにつくり方が分かれます。

一つ目は、良くある合板フローリングです。
1㎜以下の薄い木を貼るか、印刷したフィルムを張ったフローリングです。
コーティングされていてツルツルしている表情が多いです。
デメリットは、表面に傷が行くとすぐに下地の合板が見えるため、古くなるほど傷んだ印象になります。
二つ目は、無垢のフローリングです。
無垢のフローリングは1枚の木から切り出した板から作るため、
全てが同じ木材でできています。
木の質感が生かされています。表面のワックスや塗装によりマットな感じにしたり、ツルツルした表情にしたりすることができます。
傷が入っても、下地も同じ木なので傷が味のように感じられることが多いです。
デメリットは、元々が木のため季節により伸び縮みが発生したり、反りが出てくることがあります。
三つ目は、挽板(突板)複合フローリングです。
表面は2,3㎜の無垢の板ですが、裏面には合板を貼っています。
無垢の表情を出しながら、無垢のデメリットの伸縮や反りの発生を抑えています。
少々の傷では下地が見えないため無垢と同じような扱い方ができます。
デメリットは、意外と値段が高いです。
フローリングでもつくり方によって以上のように3通りに分かれます。
さらに合板フローリングでもマンション用に防音処置を施されていたり、
無垢板でも床暖房可能になっていたりと付加価値をつけられている商品もあります。

合板フローリング

ほとんど目に見えないくらいの薄い木を表面に貼っています。一番上に見える層も合板です。

挽板、突板複合フローリング

写真ではわかりにくいですが、一番上の層は無垢板です。
厚みは2,3mmほど。
下地が合板のため季節の動きが少ないです。

無垢板フローリング(杉)

KJワークスではこの無垢フローリングがほとんどです。
厚みt15全てが同じ木です。
そのため、小口(断面)には年輪が見えます。

■さらに分厚いフローリングも・・・

さらに無垢板でもケイジェイワークスが採用している無垢板では厚み40mmもあります。

主に1階部分で標準採用しています。
年輪がバッチリわかりますね。

前に上げたフローリングと比較すると存在感が違いすぎますね!

貼ってしまうとこの厚みが分からないのですが、歩いてみるとその感触が分かる方にはわかるようです!

 

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