注文住宅は、基本が無いため自由に決められることがメリットです。
間取りから、仕様、設備まで。
でも何でもかんでも、欲張ると予算オーバーになってしまいます。
今はいろいろな情報があふれているので、何がいいのか、良いものがいっぱいある、などなど
情報が多すぎて逆に決めにくいです。
そこで、お金をかけるべき、力を注ぐべきポイントを絞ることが重要です。
私は、後で変えられるものにはあまりお金をかけない、が基本だと思います。
後で変えられるものと変えられるものはいろいろありますが、例えば
後で変えられるもの
・キッチンやお風呂などの設備
・クロスなどの内装
・家具やカーテンなど後付けの物
これらは、全て希望をかなえるというより内容を絞って投資したほうが良いでしょう。
後で変えられないものは
・家の大きさ
・基礎や柱などの構造
・断熱材やサッシ
などなど、変えようと思えば変えれるものありますが、大きな費用が発生します。
大規模なリノベーションのような感じです。
これらは、基本的に最初にきっちりとした性能を担保した物の採用をお勧めします。
後で変えられないものは、建てた後で実感しにくく地味なんですが、結構重要です。
特に、
・耐震性能を上げるために必要なこと
・断熱性を高めるために必要なこと
・将来の可変性を見込んだ間取り
は特に重要です。
これら3点への投資が家づくりでは最優先されるのでは?と思います。
とはいえ、ワクワクする家づくりには、キッチンや家具も重要です。
限りある予算をどう配分するか、メリハリをきっちりつけることが
成功する注文住宅の秘訣かと思います。