安本の木の家づくり日誌

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2階リビングのバルコニーは奥行が効いてきます

2020-12-25

カテゴリー「住まい手さん訪問

投稿者 安本峰樹

何度かリフォーム工事をさせていたただいていた高槻市のTさんの家に

念願の木製バルコニーが完成いたしました。
Tさんは3階建ての2階リビングのお家を中古住宅で購入されました。
少しずつ、リフォームなどで手を加えていきTさんの思いがこもった家になりつつありました。
そんな中、2階リビングの前にバルコニーがあるのですが、奥行きが半間サイズの良くあるバルコニーです。
洗濯物を干したり室外機を置いたりと作業的にはギリギリの寸法ですが、
2階リビングに取付くバルコニーとしては物足りません。
ケイジェイワークスで設計する2階リビングではたいてい、大き目のバルコニーをご提案いたします。
床から広がった感じが庭のように使えるので、使用しなくても価値があるからです。
今回Tさんもそのようにご希望でしたが、既存のバルコニーを撤去して奥行きを広げるためには
既存建物の構造的、防水的そして費用面など色々な取り合いが生じるため、当初は倍の1間の奥行きでご提案しました。
Tさんの家はL型部分にバルコニーが付くため建築的取り合いが非常に多いのです。
ですが、Tさんは2階リビングのバルコニーの重要さをよくご存じで、さらに奥行きを広げてほしいとご要望いただき、
既存建物もしっかり調査した上で、1間半の奥行きのバルコニーを施工しました。
デッキの床は将来的なことも考え、長期耐久性のあるマニルカラを設置。
手すり板や床板の設置間隔はTさんご指定です。
雰囲気照明の為、床にマリンランプを据え付けました。
そうして出来上がったバルコニーは、Tさんの思い通りお庭としても使え
テーブルや椅子も置いても違和感ない大きさのバルコニーに仕上がりました。
そして、公園や畑も望める立地から今までのバルコニーでは得らえれない開放感も加わり
とてもいいバルコニーに仕上がりました。
元々のバルコニーと比べて3倍の奥行きになりましたが、
その効果は住まわれていたTさんが一番感じられれているのでは?と思います。
バルコニーは、法的なことやコスト面、敷地の関係などで大きくできないことも多いですが、
室内側から見た場合、やっぱりバルコニーの奥行きって効いてきますね!
Tさんにも大変喜んでいただいたバルコニー工事でした!
2階リビングでは、奥行き感あるバルコニーって大事ですね。
マニルカラがとてもきれいです。
広めにとった手摺板から光が差し込み明るいバルコニーになりました。
L型形状の建物に後付けするので建築的取り合いが非常に多かったです。
過去いろいろなリフォームをさせていただいて、構造が良く分かっている
Tさんの家だからこそご提案できた工法を採用しました。
木製バルコニーの夜景もばっちグーです。
外の暗い部分は公園です。
昼間は、公園の緑が良く見えます。

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