安本の木の家づくり日誌

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全熱交換器って何?3種換気でも採用可能?

2021-02-27

カテゴリー「家づくりのヒント

投稿者 安本峰樹

コロナ禍もあり住宅でも換気の重要性に注目が集まっています。

そして一般に換気すればするほど、寒いので
冬場の換気はやりにくいという方も多いと思います。
そういう声もあり、換気しても寒くなりにくい換気装置が開発されています。
それが「全熱交換器」や「顕熱交換機」と言った換気装置です。
これらは、排気する室内空気と入ってくる外部の空気を混ぜることなく熱交換するという
特殊な機構が入っています。
全ての熱を交換はできないのですが、
冬の寒い外気を少し温めて、排気する暖かい室内空気を少し冷やすことで熱を交換するんですね。
「全熱」と「顕熱」の違いは?というと
おおざっぱに言うと温度だけでなく湿度も交換できるかどうかという点です。
夏であれば、湿度の高い外気とエアコンで除湿された空気の湿度も交換してくれる
夏であれば、乾いた外気と室内の湿った外気の湿度も交換してくれる
機能があるのが「全熱」交換器です。
顕熱は基本、温度だけなんですね。
顕熱交換機ならではのメリットもありますが、日本は冬に乾燥して夏に湿気るという気候上は
全熱交換器の方がよいのでは?と思います。
気候が違う海外製は顕熱交換機も人気がありますね。
またダクトが気になる方には壁取付のダクトレス全熱交換器もあります。
その場合は、本体が目立つのがデメリットです。
ただどちらにしても換気装置はメンテナンスが非常に重要です。
フィルターが入っているのですが、フィルターの掃除を忘れると
空気の流入が減り、換気不良になってしまいます。
メンテは大事ですが、室内の快適性や健康的、そして省エネにもつながる
熱交換式の換気方法はこれからどんどん普及していくと思います。
冒頭の3種換気でも採用可能か?という質問については、
Noですね。
3種換気は排気にのみ換気扇を使い、外気は通気口などから入ってきます。
熱交換器は排気と給気のバランスが大事なので、給排どちらもファンが必要なため
1種換気になります。
ただ、先ほども上げました壁掛け型にすることでダクトレスでの1種換気も可能になります。
しつこいですが、お掃除はお忘れなく!
天井埋め込み型の全熱交換器です。
壁掛け型のデメリットであるでっぱりが無く
すっきりしている所がメリットです。
どっちでも清掃は大事ですよ!
(まだ言う。。。)

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