超高断熱のOさんの家の工事が始まりました。
といっても家自体の工事はまだまだ先です。
先に始まった工事は、道路の側溝や下水、水道などのインフラ工事です。
上下水がない土地の場合は、水道や下水の工事が必須になりますが、
道路と敷地の間に側溝がない場合、自治体によっては自治体指示の内容で
側溝を作らないといけません。
しかも自治体によって仕様はまちまち。
Oさんの家の自治体は指導が細かく決まっていて、結構上等な側溝を作らないといけません。
こうした工事には補助がないんです。
しかも敷地内に作らないといけないのでその分建物も後退します。
なかなか厳しいのですが、自治体の決まりなので仕方ありません。
Oさんの場合は事前の下調べで側溝整備が必要なことはわかっていましたが、
調査不足で土地を購入して、いざ家を建てるときに側溝整備が発覚すると
予算はもとよりプランも練り直し、という事になりかねません。
更地の土地購入の場合は注意が必要です。
家が建っていても側溝の使用が基準を満たしていない場合もあるので
その場合もやり替えになります。
側溝工事中は敷地にほかの業者さんが入れないのでスケジュールに余裕を持っておかないといけません。
今回も掘削の時の地中障害や天候不良も含め余裕を持った工程を組んでいます。
まずは掘削段階で地中障害がなく最初のハードルはクリアです。
後は天気ですが今のところ天候が良い状態なので順調に工事が進みそうですね~