高気密、高断熱の家になればなるほどしっかり検討する必要がある換気設備。
その換気設備の中でも、給気と排気を機械で行う1種換気が注目されています。
この1種換気の場合、給気と排気を機械で行うため基本的には、24時間ずっと空気が流れるのですが、
室内と室外をつなぐため当然、入り口と出口があります。
出口はいいのですが、換気の入り口はいろいろと注意点があります。
その中でも、フィルターの清掃は性能にも影響する為、導入後も気を付けないといけません。
室内の排気をするときの入り口は当然室内側にありますが、
給気のダクトの入り口は外にあります。
そうすると、外から入る空気にはチリや埃のほかにも、小さな虫も入ってくることがあるんです。
実際は、途中にフィルターがあるので室内まで入ってくることはないのですが、
フィルター清掃の際には小さな虫の清掃も必要になってきます。
これが結構面倒なんですね。
特に、虫が嫌いな奥様方も多いのでこの辺りの掃除はご主人がすることも多いと思います。
ですが、ご主人が忙しく手が回らない時は奥様の番。
でも、虫が嫌~という方にお勧めなのが、冒頭のサイクロン給気フードです。
これは何かというと、空気の入り口にある給気口の中に、風でくるくる回る風車が入っていて
虫が入ってきても、その風車で外にはじき出されるんですね。
しかも、風車は換気装置の風で動くので現減要らずという優れもの。
建築時に取り付けておかないと、フードの取り換えは場所によっては大工事になるので注意が必要ですが、
24時間換気で1種換気の場合、そして自然も多く虫が多いエリアの立地の場合は一考の価値がありです。
パナソニックのHPに動画で説明していますのでわかりやすいです。
ご参考に!
左がパナソニックのサイクロン給気フード、右が普通のフードです。
写真の現場は裏手なので、そのままですが
形状が違うので、表側に設置の際は形を揃えた方が良いかもです。
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