安本の木の家づくり日誌

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ガルバリウム鋼板の次はSGL

2021-09-21

カテゴリー「家づくりのヒント

投稿者 安本峰樹

ケイジェイワークスでは20年以上前から屋根はガルバリウム鋼板と呼ばれる金属葺きの屋根が多いです。

金属屋根は好みはあると思いますが、軽量で地震に強いメリットがあります。
耐久性もガルバリウム鋼板を使用することで長寿命化してきています。

ガルバリウム鋼板は鉄に亜鉛とアルミニウムをメッキした鋼板で、犠牲防食作用という
鉄が腐食する前にメッキの亜鉛を先に腐食させることで後半の腐食を防ぐという作用は働きます。
そして腐食した亜鉛の錆が被膜となって鋼板を守ります。
アルミニウムはその防食作用を高める効果があります。

こうした複合作用によりガルバリム鋼板は高い耐久性を備えます。

ところがガルバリウム鋼板も加工を行った場合、切断面はメッキが機能しにくくなるため
弱い部分ではあったのですが、その弱点を克服するのがSGLというガルバリム鋼板です。
SはSUPERIOR(上質な)SPECIAL(特別な)SUPER(超越した)のSをとって
GLはガルバリウム鋼板の略称です。

このSGLは、ガルバリムの成分にマグネシウムを加えた素材です。
このマグネシウムは、亜鉛よりもさらに犠牲防食作用が向上していて
切断面にメッキ成分が回り込んで犠牲防食作用と保護作用を持つという物です。
もちろん切断面だけでなく、素材表面にもその作用が働くため
公称でガルバリムの3倍の耐食性がSGLにあるといわれています。

ケイ・ジェイ・ワークスの屋根の標準はこのSGLを使っているため
耐久性にも安心していただけると思います。
そして、SGLを立ハゼ工法で拭くことで太陽光発電も屋根に穴をあけない工法を
採用することができます。

家が出来てしまうとなかなか屋根の上を見ることが無いのですが、
家づくりでは避けて通れない大事な部分です。


SGLの屋根。
ガルバリム鋼板よりも高耐久の素材です。