
安本の木の家づくり日誌
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下りずに物干しは木製ミニデッキ
先日、住まい手さんからのご要望で
「物干しをするのに勝手口からの段差が面倒なので、そのまま物干し出来るようにしたい」
というご要望があり、勝手口の外にミニデッキをしつらえました。
干す位置が上がると、洗濯物が目立つため、ポリカの屋根をかけ目隠しもしました。
屋根から物干し金物を下げるので、物干し台も不要になります。
こうした屋根は木製でもできるのですが、どうしても構造材が大きくなるためスペースの制約がある場合は、
アルミ製のポリカ屋根をお勧めすることもあります。
物干しについても当初の想定から実際住んでみると違う使い方をすることもありますので
最初にあまり作り込まなくても良い場合があります。
こうしたい!というのが明確でしたら、最初から作るのも手ですが、
あまり想定できない場合は、思い切って後工事、というのも大事な決断だと思います。
注文住宅はある程度何でも作れるので、希望があるとついつい最初に作り込んでしまいますが、
一旦作ってしまうと外すことが難しいので、
住まいに「余白」を作ることで、くらしの変化に対応できるようにすることも重要です。

出来てしまうと何気ない光景ですが、元々の屋根の高さや排気口、物干しの一、勝手口との段差など高さ関係はいろいろこだわっています。
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