
安本の木の家づくり日誌
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3階建ては角地に注意
先日の豊中のAさんの家の見学会は、コロナ対策の為同時組数を2組に限った見学会でしたが
お陰様で満席となりこれから家づくりをお考えの方をお迎えすることができました。
その際、3階建てを想定して土地探しの方にいろいろと注意点などをご説明したのですが、
その一つをご紹介いたします。
それは、道路斜線という法規制の問題です。
高さ制限とは別で、道路斜線と言って、道路の反対から
一定の角度の斜線以内に建物を建てなさいという規制です。
よくマンションなどで道路側に斜めになっている形状を見たことがあるかと思いますが、
多くはこの斜線制限のために形状を工夫しています。
この規制は道路の幅に影響を受けるので、密集地の3階建て住宅の場合は注意が必要です。
ただ、敷地よりセットバックすることで、斜線も交代してくれるという緩和もあるので、
敷地の形状によっては影響を減らすことができます。
問題なのは、角地に3階建てを建てる場合です。
角地は、この斜線制限が2方向の道路からかかってくるので、
土地の形状にもよりますが、屋根が当たる確率が上がります。
そのため、高さを下げるか屋根の形を工夫するか、という対処が必要になります。
あまり狭い土地や道路が狭い土地の場合は、3階部分が屋根裏部屋のようになることもありますので
注意が必要です。
一般的に角地は、通風採光に有利なので優先的に購入したいところですが、
密集地の3階建て住宅を検討の際は十分な注意が必要です。

3階建ての道路斜線の例 水色の斜めの線が制限の斜線です。この線維化に建物を収める必要があります。そして道路幅4.2mほどですが、境界よりセットバックしているのでその分斜線も後退してくれます。
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