安本の木の家づくり日誌

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真壁の効果

2022-02-01

カテゴリー「家づくりのヒント

投稿者 安本峰樹

木の家づくりの工法として真壁工法と大壁工法があります。

真壁工法は、柱や梁を見えるようにする手法

大壁工法は、柱や梁を隠す手法です。

 

どちらも、木の見え方をどうコントロールするか、という目線で選択されることが多いのですが、

もう一つ実用的な違いがあります。

真壁工法は、構造材を見せるようにするので壁や天井のプラスターボードは、構造材より引っ込めて施工します。

大壁工法は、構造材を隠すために、柱や梁の上からプラスターボードを貼ります。

このやり方の違いで、同じ大きさ同じ形の家でも室内の広さや天井の高さが分かるのです。

真壁工法の天井では、梁を見せれば見せるほど天井高さを高くすることができます。

また壁の場合は柱を見えるようにするので、プラスターボードの厚みの分だけ広くなります。

壁の厚みは1.2cmで部屋としては少しなのですが、

廊下など通路だと両側わせて2.5cm廊下が広がります。

廊下のように狭い空間程この2cmちょっとのサイズが効いてくることもあるのです。

そうした同じ面積でも広さを感じやすいのが、真壁工法なのです。

ただ真壁の場合は、壁が薄くなるため断熱をどうするか、電気の配線をどうするかという問題が出ますので、

普通のつくり方と同じように真壁工法を作ろうとしても、うまく収まらない場合があります。

この辺りは経験値の差が出てきます。

ケイジェイワークスでは以前から、真壁工法の家を数多く建ててきましたので、

真壁ならではノウハウも積み上げられています。

多くは好き嫌いで、大壁、真壁を選ばれることも老いのですが、

真壁ならではのメリットも知っておいてもらえればと思います。

何より、綺麗な小国杉の構造材がすべて隠れるのも少しもったいない気がするので、

全て大壁にするより、少し構造材を出すのもアクセントになっていいですよ!

 

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真壁の施工事例。木が好きな方は真壁を選ばれることが多いです。天井も高くできるので開放感ある空間になります。

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