
安本の木の家づくり日誌
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- 防災は耐震補強から
防災は耐震補強から
どこかで少し大きな地震が起きると、
日ごろの備えや避難場所の重要性がクローズアップされます。
もちろん、水や食料などの備蓄も重要で、避難経路も重要なのですが、
最も優先すべきは、住まいの耐震性です。
いくら、備蓄をしていても家が倒壊してしまえば取り出すこともできないですし、
就寝中に地震が起きれば、避難する前に倒壊に巻き込まれます。
特に1981年以前に建てられた家は、旧耐震機銃の為、大きな地震には弱い作りになっています。
阪神大震災を乗り越えたから大丈夫、という方もいますが
あれからすでに25年以上経過しているため、家の老朽化も進んできます。
家の劣化の多くは、雨漏れやシロアリ、結露による腐朽となりますので、
日ごろの点検や定期的な補修等が行われていればまだ良いのですが、
25年以上家に手を入れていないと見えない内部は痛んでくることが多いです。
これまでの経験上、手入れをしていない家ほど、壁をめくってみると
構造体が傷んでいることが多く、結局費用は多額になってきます。
こうした事から日ごろのメンテナンスは非常に重要なのですが、
もともと耐震性が低い家は、耐震補強が非常に重要です。
特に、コロナ禍のような病気が流行っている時期は、避難所などの集団生活には
リスクが出てくるため、自宅避難が有効になります。
費用の問題ももちろんありますが、地震が起きてからでは遅いです。
しかも、どこかで大きな地震が起きてしまうと
途端に資材不足や値段の急騰、そしてなにより減少している職人さんが
更に不足する為、修理がままならなくなります。
これは、2018年の大阪の地震や台風で非常に痛感するところです。
備えは、日常生活の中から始めるべきですが、
平穏な時こそ、耐震については計画を進める必要があると思います。

基礎と柱をつなぐ金物補強の事例。耐震補強では筋交いのほかに金物も非常に有効です。大規模リフォームが得意なケイジェイワークスでは、耐震補強や断熱改修も同時にご提案することが多いです。
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