
安本の木の家づくり日誌
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建替えの流れや段取りは?(その2)住宅ローンの審査と申込
建替えに限らないのですが、新築することが決まったら色々とすることが増えてきます。
前回は仮住まいのお話をしましたが、
今回はローンのお話です。
そして、金利の話ではなく、段取りの話です。
住宅ローンを借りるには、まずは審査が必要です。
審査については銀行によっていろいろ異なりますが
多くは、事前審査といってローンを付けらえる条件、
借入額や年収、勤務状況、建てる土地の条件等を審査されます。
事前審査が通れば、本審査と申込を行います。
この本審査と申込で借入の正式な金利が確定します。
金利には、優遇金利があり、基準金利よりは安く借りることができるのですが、
この優遇金利は借りる方の条件によって異なります。
それで、申し込みをしたら終わり!ではなく、
住宅ローンを実行する為には、金消契約(きんしょうけいやく)と呼ばれる契約をして初めてローンが実行されます。
この金消契約は、お金が消えるという縁起でもない名前ですが、
正式名称は、金銭消費貸借契約で要約して金消契約と呼んでいます。
これらの手続きは基本的には、本人が行わないといけないので、
ペアローンなど夫婦で借入する場合は、お二人の日時を合わせる必要があるため
スケジュール管理が重要です。
手続きには、住民票、印鑑証明、課税証明書など普段使わない証明書が必要になります。
マイナンバーカードがあればコンビニでも取れるのですが、
無い場合は市役所に行ったり郵送手続きになったりと、時間がかかるので
慌てないように必要数量の確保がお勧めです。
ただし、有効期限があるのであまり先走ってしまうと2度手間になるのでご注意を。
ちなみに、申込の用紙の記入では、正確な記入を求められます。
特に住所は、住民票での表記
1丁目2番地34であれば、その通りに書かないとダメなんです。
1丁目2-34では書き直しになってしまいますのでご注意を。
マンション名も省略しないように!
またネット系銀行では、対面契約等が省略されることもありますが、
店舗を持つ銀行に比べ審査等に時間がかかることが多いので、
土地からの場合は注意が必要です。
借入については、基本的には完成時に一括実行されるのが基本なのですが、
通常、新築工事の請負契約では、
契約時、着工時、上棟時、中間時等分割で支払う必要があり
最後時の一活実行では、資金が回らないんですね。
現金をお持ちで有ればよいのですが、そういう場合は少ないと思いますので
下記の2つの借り方を選ぶことになると思います。
一つは、つなぎ融資
これは、最後に一括に実行される住宅ローンを担保にして、
着工時や中途時の支払い分のローンを別で借ります。
そのため、建築中はつなぎ融資分の金利分が余計にかかります。
もうひとつは、分割実行
ローンを幾つかに分けて、
中間時にそれぞれローンを実行していくやり方です。
つなぎ融資と比べて余分な金利が減る分、返済が建築中から始まるため
短期間ですが、仮住まいなどの家賃と支払いがかぶってきますので事前の資金計画が重要です。
どちらにしても、建築の工事では分割しての支払いになりますので
こうしたつなぎ融資、分割実行に対応している銀行を選ぶことが重要です。
建売やマンションの売買など既に完成している物件の購入では
銀行はどこでも良いのですが、注文住宅などの場合は、銀行選びも大事です。
こうした事も事前に検討しておかないと、いざ建てるときに探すとなると
仮住まいやら設計の打ち合わせやら、引越しの段取りなどでバタバタになります。
銀行選びは事前にできるので早め早めのスタートが重要です。

建て替えや大規模リフォームでも資金計画だけではなく銀行選びなどの準備もお早めに!
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