
安本の木の家づくり日誌
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- 変動金利が上がったら、固定への借り換えよりも・・・
変動金利が上がったら、固定への借り換えよりも・・・
家づくりを進めるうえで、避けては通れないのが住宅ローンです。
中々全額を現金で、というわけにはいかないので
住宅ローンを組んで資金計画を組むことになります。
じつは、今は超が付くほど低金利なんですね。
住宅ローンを選ぶうえで金利というのはとても大事です。
金利が1%違うだけで、総返済金額は100万円単位で変わってきます。
出来るだけ金利は低い状態で借りたいもの。
住宅ローンの金利は、金利が変わらない固定金利と、変動する変動金利の2種類があります。
基本的には変動金利の方が金利が安く、現在は1%を切る金利がほとんどです。
一方で固定金利は1%前半から半ばまで様々ですが、変動金利と比べると高いです。
少しでも返済額を減らしたいという思いで、変動金利を選ばれることが多いのですが、
最近の世界事情によって固定金利の方が少しずつ上がってきています。
現在の日本の状況から直ぐに変動金利も上がるとは限らないのですが、
誰にも予想できないのが金利の世界。
いつまでも日本の政策が続けられるかどうか、は世界とのかかわり次第となっています。
そんな中で変動金利が上がったら、どうするか。
ですが、一般的には金利が上がり始めたら固定金利に借り換えを、という声もありますが、
実際は難しいと思います。
今でもそうですが、変動金利は変わらないのに固定金利が先に上がっています。
ここで固定金利に借り換えるという事は、今よりも金利が上がるので
月々の支払いが上がるんですね。
もし将来のことも思って借り換えしても、実際変動金利が上がらなかったら借り換えが無駄どころか損になるんですね。
そうした決断をすることができるのか?というところが一番の問題です。
そのため、もし金利が上がったら固定金利に借り換えるのではなく
繰り上げ返済をして、元金を減らす方向を検討することが大事です。
そのためには、10年、ないしは13年間向上されている住宅ローン控除については
手を付けずに、貯金をしていざとなったら繰り上げ返済への原資に充てるのが良いと思います。
もし幸運にも金利上昇が無ければ、その貯金は老後資金に充てればよいのです。
子供手当てや住宅ローン控除はお小遣いではなく、将来的なリスク管理の資金として置いておくのが良いと思います。
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