
安本の木の家づくり日誌
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断熱材が入っていても寒い床
現在、大規模リフォーム中の豊中のYさんの家ですが、
基本的な構造部分の補強が終わり床工事の最中です。
Yさんの床は小国杉の厚み40mmのフローリングを施工するのですが、
その下には断熱材をいれます。
今回は、同じ厚みの中でも断熱効果が高いフェノールフォーム系の断熱材を採用しています。
そしてこの断熱材は床にぴったりくっつく様に施工します。
この時の断熱材の高さが重要で、フローリングと断熱材との間に隙間があると断熱効果が落ちるんですね。
別件で、古い家にお伺いした際に、
断熱工事してもらったけど床が寒いと言われ床下を見たことがあります。
その時には確かに発泡スチロール系の断熱材が施工されていたのですが、
ところどころ浮いていたり、落ちていたりしていました。
空気は密閉していると断熱効果を期待できますが、隙間があって空気が滞留すると断熱効果が落ちるんですね。
古い家では特に、断熱材が浮いている事例が多いです。
しっかりと断熱材とフローリング高さを合わせて隙間なく施工することが大事です。
こうした、リフォームの断熱工事はこうした小さな積み重ね大事です。
大規模改修する際は耐震補強と断熱リフォームを行うと、
安心感と住み心地が大幅アップするので、お勧めの工事です!
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床のフローリング下の断熱の様子。断熱しても寒い家は、フローリングと断熱材の隙間が大きいことが多いです。このように床と断熱材がぴったりくっつくことが重要です。
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