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北海道仕様の超断熱木製ドアのひみつ
先日のブログでもご紹介した木製ドアのユダ木工さんが来社され、
ドアについてお話をお伺いしました。
その中でも、ちょっと気になったのが、題名にもある北海道仕様の超断熱木製ドア(MIYMA檜 TS)です。
通常の断熱ドアは、木枠の中に断熱材を入れるのですが
この超断熱ドアは、断熱材が2重になっているうえに、内部の枠が格子状になっていて
枠が直接外気に触れないような作りになっているのです。
このため、断熱性が維持されるんです。
そしてユダ木工さんのドアの特徴は使われるときに出てくるメンテナンスも想定した
ドアや枠のつくりになっているとこです。
いくらデザインや性能が良くてもやはり長く使う上ではメンテナンス性も重要です。
ユダ木工さんのドアの枠にはいろいろ特徴があって
一つは、水を吸いやすいドア枠の小口に樹脂のキャップがかぶせてあり
耐久性が大幅アップしています。
また、木製ゆえの反りに対しても追従できるように、靴づりと呼ばれる下端の金物が
2重になっていてパッキンを調整できるようになっているうえに2重の金物の間に樹脂をかますことで断熱性もアップしています。
建枠の目幸せ部分も調整できる仕組みがあり、木を知り尽くしたうえでの設計の工夫が見て取れます。
お値段はそれなりにしますが、一度導入したら取り替えることがほとんどない玄関ドアには
まさにお値段以上の価値があるかと思います。
また超高断熱ドアのほかにも通常の断熱ドアでは、
都市部でも使えるように防火仕様のドアもラインナップされています。
今流行りの電気錠にも対応しているので、様々な場面でも使えそうです。
ケイジェイワークスのモデルハウス、阿蘇小国杉の家の玄関もユダ木工さんの赤いドアがありますので
実物を見たい方は是非ご来館して木製ドアの質感を見てみて下さいね!

ユダ木工の超高断熱木製ドアのカットサンプル。分かりにくいですが断熱が2重になって下地がクロスしている仕組みが見えます。

ドアの靴づりの金物のパッキンを外すと調整ビスがでてきます。木製ドアのデメリットの反りに追従する仕組みです。

靴づりの金物が2重になっていて熱橋になりにくい仕組み

厚みある構造で断熱材の厚みもしっかり確保。枠も芯材は無垢の木です。

建枠もビスが仕込まれていてパッキンが調整できるようになっています。
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ブログで書けないような内容もありますので、お楽しみに!
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