
安本の木の家づくり日誌
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- 国の政策を見ると高断熱が当たり前の時代に
国の政策を見ると高断熱が当たり前の時代に
最近、注目されている高断熱の家。
断熱性を高めると家の内部の温度差や、温度変化がなく心身へのストレスが減ったり、
真冬や真夏の快適性に繋がります。
心身への影響は、肌荒れやしもやけ等の目に見える影響から
心臓や脳の血管、高血圧への良い影響についても研究結果が出てきています。
住む人にとってはさらに、省エネルギーによる光熱費への良い効果も実感として出てきてます。
ですが、高断熱については、ただ断熱や窓を変えるだけではなく、施工や設計上の工夫なども必要なため、すべての作り手が高断熱に対応できていないという点にも注意が必要です。
国の政策としても地球温暖化や省エネルギー対策として、エネルギー消費量の3割を占める建築物分野での省エネ性能の底上げに力を入れています。
住宅でもすべての建築物に省エネ基準の適合が2025年までに義務化されることが決定しています。
(現在の省エネ基準は高い数字ではなく、高断熱と言われる家はさらに上の水準です、、、)
ところが、義務化の前に住宅ローン減税は2024年ですでに省エネ基準を満たしていないと使えなかったり、補助金についても省エネ基準を満たす満たさないで補助対象が限定されたりしています。
固定金利のフラット35の優遇金利においては2023年の設計申請分からすべての建物で省エネ基準を満たす必要があります。
このように、国の政策として建物の省エネ化、つまり高断熱化はどんどん加速する方向になっています。そのためこれから新築を建てる上では高断熱化が必須になってくるのです。
断熱の基準については、新たに2段階の上の基準が追加され、今までの基準と比べ新基準の等級6は30%、最上級の等級7は40%の省エネが見込ます。
等級7についてはコストパフォーマンスからそこまでやるかどうか微妙な基準ですが、等級6はケイジェイワークスの家づくりでも標準クラスの断熱性となります。
個人的には等級6.5があってもいいかなという気もしますが、等級にこだわらず
コストと快適性のバランスで高断熱の基準を決めていければよいレベルになってきていると思います。
これはリフォームにおいても同様で、過去の住宅は無断熱か断熱されていても施工状態が悪く性能が発揮できていない住宅がかなり多く、冬寒くて夏暑い家の典型例となっています。
そのため、リフォームでも耐震化と高断熱化は求められているご要望でも多数を占めています。
家づくりでは見た目も大事ですが、性能面を左右する見えないところは再び工事をすることが少ないので、
費用を掛けるべきところだと思います。

高断熱のレベルが上がると、通常の断熱材では間に合わないため、付加断熱と言って2重に断熱を施工します。
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