
安本の木の家づくり日誌
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雨、雨、晴れ 建て方
吹田市のKさんの家の建て方が先日行われました。
建て方は、基礎工事が完了して大工さんの最初の工事になります。
土台を予め敷いておき、一気に柱や梁を組み込んで屋根の骨組み迄1日でくみ上げます。
屋根の一番上の部材を棟(むね)と呼び、その棟が上に取り付けることを棟上げといい、
建て方を棟上げとも呼びます。
上棟式(じょうとうしき)は、その棟が上がったので大工工事の最初の関門をクリアした時に行われる行事です。
大工さんが、構造材の上に乗ったり足場の悪いところで作業する為
安全が非常に重要視されます。
そのため、雨天時の建て方は危険なため基本的に建て方は行われません。
一般的に木材は水にぬらすと良くないと言われますが、
少々の水が掛かっても乾けば実際問題になる事はなく、
どちらかというと安全上の理由で雨天の建て方は延期されます。
今回Kさんの家では、不定期な秋雨の影響で2回ほど建て方が延期になり、
要約天候が有んてする日を見込んで3回目の正直で見事上棟することができました。
建て方は基本大勢の大工さんが集合して行うので、日程を変更するとすべての大工さんの都合を合わせないといけません。
そして、大量の構造材や細かい部材なども当日トラックとチャーターして運び入れるので
そのためスケジュールの調整がなかなか大変なんですね。
そうした裏方の調整も見事クリアして、この日を迎えられたんですね。
大きな問題もなく、かなりスムーズに工事が進んだのも普段から気心知れた大工さんの連係プレーです。
微妙な位置合わせも、お互いの大工さんの
ちょい上、もうちょい、はいOK
等のあいまいな(笑)な掛け声て、微調整を済ませてしまいます。
今回は、狭小敷地と道路事情の為クレーンを使えず、すべて大工さんが手で柱などを持ち上げての工事でした。
ひとまず、山場は越えてこれら大工さんのコツコツ作業が始まります!
そんなKさんの家ですが、建物工事途中を見学できる
構造見学会をご厚意で開催際させていただけることになりました。
11月13日(日)開催となりますので
御興味ある方はお申し込みくださいね!
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耐震等級3で高断熱の木の家がこれから形になってきます
イベント情報