
安本の木の家づくり日誌
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屋根の通気の出口は?
以前のブログで屋根の通気のお話をしました。
見られていない方は
↓
で、この屋根にとられた通期は出口がないと当然空気が出ていかないのですが、
その空気の出口をご紹介します。
ちょうど吹田市のKさんの家の屋根工事がありましたので
写真付きでご案内しますね。
屋根の、一番上の尖がっているところは棟(むね)といって
専用の金物をかぶせるのですが、一部に通気金物と言って空気の出口が付いた金物をかぶせます。
特殊な形状で雨が入りにくく、万階一雨が入っても外に排出される機構になっています。
完成するとみることがない、屋根の天辺ですが
こうした仕組みが、家の長寿命化に貢献しています。

通気金物を付ける前の状態。立ハゼ葺きが済んでいて、棟の部分だけ下地が見えています。

通気金物を裏返した状態。真ん中に穴が開いています

こんな感じで指が入ります

通気金物が付くところには防水紙に穴をあけて空気が抜けるようにしています。そのため、構造材が見えています。

屋根の通気金物を置いた状態(仮置き)スリットから空気が抜けるのですが、万が一雨が履いても横から排出されます。ビスは横から打つのでビス穴からの雨漏りもありません。こうして空気を動かすことで建物の長寿命化、家の長持ちに貢献しています。
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などなど
ブログで書けないような内容もありますので、お楽しみに!
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