
安本の木の家づくり日誌
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良かったと思える小上り和室
床がフローリングの家が大部分を占める中、畳敷きも根強い人気があります。
私も、畳が好きなので狭いスペースでもなんとか畳のスペースを確保しています。
畳は、ごろりと寝転がったり、床にそのまま座ったりと
くつろぎの空間として使えるのが良いですね。
中でも、小上がり和室といって、一段上がった和室空間が人気です。
でもこの小上がり和室のメリットデメリットをしっかり理解していないまま
採用すると、後悔することになります。
採用してよかったと思っていただける小上がり和室にするために
幾つかポイントをお伝えします。
・和室をふくめたLDKの広さが重要
いくら、小上がり和室が欲しいとはいえ、LDKを削ってでも採用してしまうと、全体的に狭く感じることになります。
小上り和室は床の高さが違うため広がり感がフラットな状態と違う感じになるためです
・小上がり和室の高さに注意
小上りなので、一段上がるのですが、この高さをどれくらいにするかも重要です。たいていの方は小上がり和室の床下に収納を作るのですが、引き出しなどにする場合はある程度の高さが必要になります。
ですが、あまり高く上げすぎると上り下りがちょっと辛い、、、という事になるので、高さの設定は重要です。
ケイジェイワークスで多い高さは座って違和感ない高さが目安です。椅子の座面より少し低いくらいが多いですね。
・天井高さにも注意
小上り和室は当然床が上がるのですが、天井の高さはLDKと同じことが多いです。
そのため、床が上がった分和室の天井高さが低くなります。
和室は、多少天井が低くても落ち着いた空間に感じるので、天井の高さは低くても良いのですが、
身長が高いご家族や取り付ける照明がペンダントなどの場合は注意が必要です。
・間仕切れるかどうかも要検討
小上り和室を、部屋としてつなげるかあくまで、LDKの一部のスペースで考えるかも大事です。
部屋の一部として考えると障子やふすまなどで仕切れますが、
LDKの一部と考えると間地切ることが難しくなります。
和室に誰かが止まるのか、来客時に占めておきたい使い方をするのかなど
和室の使いかを想定して、配置を考えましょう。
・お掃除ロボットとは相性が悪い
当然ですが、現在の技術力ではお掃除ロボは小上りを上がる事が出来ません
などなど注意点もありますが、
高さが変わると室内の雰囲気がガラッと変わってアクセントになったり収納力も上がるので、
畳好きのかたは小上がり和室も検討してみてくださいね~

下が引き出しになった小上がり和室の事例。雰囲気がとても良いのでメリットデメリットをしっかり把握して採用してくださいね~
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などなど
ブログで書けないような内容もありますので、お楽しみに!
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