安本の木の家づくり日誌

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ダイネットカウンターとは

2023-03-24

カテゴリー「家づくりのヒント

投稿者 安本峰樹

新築やリフォームでもキッチンに関する打合せの際に出る言葉で

「ダイネットカウンター」という言葉があります。

普段聞きなれない言葉なのですが、

ダイネットカウンターとは、ダイネットはキッチンの近くという意味があり、

キッチンの近くにあるカウンターの事を差します。

ほとんどは対面キッチンのタイプで、キッチンの前にカウンターを造作で作って天板を設えるという形状を

ダイネットカウンターと呼んでします。

 

ダイネットカウンターが付かいないキッチンはどうなるのでしょうか?

その場合、キッチンの天板がより大きく作られ、ダイニング側からキッチンが見渡せる

フルオープンタイプのキッチンになります。

 

ダイネットカウンターは、用途に応じてサイズや形状が変わってきます。

天板でちょっとした食事をしたい場合は、天板の幅を広めにとります。

この時、ダイネットカウンターの天板は床から1mくらいの場合が多いので

椅子はハイチェアなど座面が高めの椅子になります。

 

またダイネットカウンターの上は最小限にして、テーブルをキッチンに近づけたい場合は

ダイネットカウンターのダイニング側は壁だけにしてテーブルをぴったり付けることもあります。

この場合は、LDKの寸法をコンパクトにしたり、キッチンとテーブルの動線を短くするメリットがあります。

 

テーブルを少し話しても良ければ、ダイネットカウンターに収納を作りつけることもあります。

収納については、

・オープン棚・・・物が出しやすいが丸見え

・開き戸をつける・・・見た目はすっきり納まるが扉の前にテーブルを置きにくい

・引き戸を付ける・・・少々、テーブルが近くても引き戸は開けやすいが、扉が2重になるので奥行が狭くなる

など、それぞれメリットデメリットのある3種類のパターンがあり、入れる物やテーブルの距離などで使い分けをします。

 

また収納はダイニング側だけでなく、キッチン側にもオープンの収納を作ることができる両面使いも可能です。

この場合は、キッチン側から置きたいものをしっかり決めておかないと寸法の制約があるので入らない!という事が無いようにしましょう。

またキッチン側の立ち上がりの壁にはコンセントを付けておくと便利です。

注意点としては、収納優先であまりダイネットカウンターが高くなると圧迫感が出ますので高さはしっかり打合せしましょう。

 

ダイネットカウンターの天板は、通常ダイニングリビングから見えるので、

質感の良い木材を使うことが多いです。

ですが、食器などを仮置きしたい場合は、シミにならないように防水の塗装をするなどをしておいた方が良いと思います。

また一部を飾り棚にすることでダイニング側の雰囲気も良くなります。

ダイネットカウンターの下に、手持ちの棚を置かれることもありその場合は事前に寸法などを確認しておきます。

 

またダイネットカウンターを設けると、キッチンのサイドがパネルになりますが、

寸法上余裕があれば再度面をパネルではなくカウンターと同じ高さの壁にすることで、

キッチンサイドに照明スイッチを付けたりコンセントを付けたりすることもできます。

 

奥行わずか数十センチの厚みのカウンターですが、非常に重要な場所にあるので使い方次第で活用方法はかなり広がります!

 

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ダイネットカウンターの事例 開き戸があるとすっきりします

 

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ダイネットカウンターの反対側、低めにすると圧迫感が無いです。作ってから高すぎたと後悔する事の無いようにしましょうね

 

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ダイネットカウンターの下をあえて開けて手持ちの収納を置くスペースを確保した事例。サイドにはスイッチも付けています

 

 

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ダイネットカウンターの反対側 こちら側は見えにくいのですっきりタイプのキッチンもいいですね

 

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ダイネットカウンターを収納場所に活用したイメージ。オープン収納は書類や本などの収納に向いています

 

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カウンター天板を塗装して水が濡れたも大丈夫なようにしています。こちらも再度の壁にスイッチを仕込んでいます。

 

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ダイネットカウンターの一部を飾り棚にした事例。下は収納です。

 

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少し見にくいですが、ダイネットカウンターの裏側キッチン側からも収納になっています。調味料入れに良いですね。

 

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