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住宅省エネキャンペーン2023先進的窓リノベ事業 間に合うか!?
先日、茨木市のSさんの家で内窓取付の工事が行われました。
内窓とは、既存の窓の内側の枠にもう一つ樹脂製の窓を付けることを言います。
メリットは、内窓には1重ガラスと2重ガラスが選べ、既存の1枚ガラスに内窓のガラスが加わるので
断熱性と防音性がアップします。
特に断熱性は取り付けてすぐに実感できるくらい効果があるので、
費用のわりに満足度が高いのでコストパフォーマンスが良い、断熱工事の一つです。
デメリットは、開け閉めするときに2つの窓を開けないといけないので
掃き出し窓で物干しなどでよく使う個所については、よくよく検討が必要です。
あと、カーテンの付き方が変わることがあるので注意が必要です。
もともと枠の内側についているロールクスリーンやブラインドは枠内に窓が付くので
取り付けられないため、枠の前に付け替えるなどの想定を最初にしておく必要があります。
そして何より、今年は窓リノベ補助金が一番大きな話題です。
最大200万円まで出る大判振る舞いの窓改修に関する補助金です。
工事費の半分近くを満たせる可能性があります。
ただ、これだけの補助金なので申し込みが殺到していて、
なかなか受付が進みません。
Sさんも随分前に着工申請していますが、それでも返答がまだ来ないうちに
予算の進捗率が18%(ホームページで見れます)
この予算が尽きると補助金は終わりになるので早いもの勝ちの補助金です。
ただ工事は終わったので跡は完了の報告を出すのみなので
何とかSさんは補助金には間に合いそうです。
この補助金は、申請も時間がかかっていますが、それ以上に内窓の注文が殺到していて
あるメーカーの内窓は今発注しても取付はお盆以降になるとのこと。
さすがに補助金も無くなっている可能性が高いので今からの補助金はあまり当てにしない方が良いと思います。
あたればラッキーというくらいで。
それでも内窓は補助金抜きでも住まい手から付けてよかったという声が多いので
古い家でガラスが一枚の家ではご検討の余地があるかと思います。

カーテン取付方法が変わる可能性があるがデメリットですが、枠の大きさによっては隙間があるので、突っ張り棒のカフェカーテンなどは対応可能な場合があります。

住宅省エネキャンペーンの先進的窓リノベ事業では、YKKプラマードや、リクシル インプラスなどが対応できます。結露軽減効果もあるので寒さだけではないメリットがあるので補助金目当てでなくてもメリットはあります。あと窓によってはつけられない窓もあるので注意です!
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