
安本の木の家づくり日誌
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コーキングのマスキングは、ベロンが良かった
2023-08-17
カテゴリー「」
投稿者 安本峰樹
台風に翻弄されたお盆休みが終わって、皆さん通常モードに入っている事と思います。
ケイジェイワークスの各現場でも、今日から暑い中各職人さんが作業を進めてくれています。
先日は、外部の処理にコーキング屋さんが入った現場があるのですが、
その作業を改めて見学させていただきました。
というのも、コーキングは中々奥が深く、私もコーキングは打ちますが、
職人さんの手際にはいつもほれぼれします。
機会あれば、コーキングの手順や手際を見学して、
あわよくば、自分のものとしようと企んでおります。
今回も自分でやろうと思ってもついつい忘れがちな
マスキングの端部処理です。
マスキングとは、コーキングがはみ出さないように
打ちたい場所の隙間をあけてマスキングテープで養生することです。
こうしないと、コーキングを打った時にはみ出しまくって綺麗にならないどころか、
性能もおぼつかないからです。
このマスキングテープが曲者で、きっちり貼らないと仕上がりに影響しますし、
めくる時に失敗すると、コーキングが乱れてしまいます。
コーキングは一回へらで押さえてマスキングテープをはがしてしまうと中々修正が難しいので
マスキングテープをめくる時はドキドキです。
こんな時に、職人さんはマスキングテープの端を折り返してベロンと横に出しています。
そうすることで、マスキングテープをはがすときに持ちやすくなるんですね。
ちょっとした事ですが、そのちょっとした所で差が出るのが職人さんの世界です。
以前からマスキングテープの折り返しには気づいていましたが、
ついつい忘れがちになってしまいます。
今回再度拝見して初心に帰り、コーキングの奥義を極めたいと思います笑

コーキングする際に、マスキングテープの端を折り返しています。こうすることで、テープをはがしやすくして、コーキングを綺麗に納めます。

こちらのマスキングも、端っこをベロリンとしています。コーキング職人さんも色々なやり方はあると思いますが、こうした工夫が大事ですね~
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