安本の木の家づくり日誌

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中古リノベで最初に見ておきたい部位

2023-08-30

カテゴリー「イベントのこと家づくりのヒント性能向上リノベーション

投稿者 安本峰樹

中古リノベでは、物件探しが重要なポイントになります。

リフォーム前提の場合、不具合があっても事前に分かっていれば修理ができるので、

多少のボロボロ具合でも問題ないのですが、

屋根については、できるだけ良い状態の物の購入をおすすめいたします。

屋根は、葺き替えするにしてもかなりの費用が掛かるため、

工事を避けられるなら避けておきたい部位です。

屋根の劣化は2階部分は見ることができないですが、

1階の屋根は下見の際に2階の窓から見えることが多いので状態を確認されることをおすすめします。

瓦のひび割れやずれ、隙間から草が生えていたり、スレートに苔が生えていると

劣化のサインの為、修繕が必要です。

また屋根が見れない場合でも、雨漏れの有無のヒアリングや雨シミの確認をすることで

屋根の劣化状態もわかります。

雨シミについては、雨漏れは天井からだけでなく、壁から漏れることもあるので

窓枠の上の当たりなどをチェックしましょう。

 

屋根は、瓦やスレート、ガルバリウムなどいろいろな部材がありますが、

中古リノベで購入する物件では、瓦もしくはスレートの家が多いと思います。

どちらも適切に管理すれば長持ちする素材ではありますが、

個人住宅の場合、その管理ができていないことが多いため、

屋根の劣化状況は確認しておいた方が良いでしょう。

 

また、屋根工事は住んでからの工事も可能なので、

雨漏れはしていないけれど古い屋根で葺き替えをしないといけない家で

初期の屋根工事の予算が確保できないけれど、

どうしてもその家を買いたいという場合は、

購入時は無理でも、具体的な年数を決めて屋根の修繕を計画しておきましょう。

 

台風や地震が来てからの修理は職人さんが不足して

直ぐに動けないため、平時での修理が鉄則になります。

後回しにならないように気を付けましょうね!

 

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